喫煙ゼロへ 新デザイン広告掲示

立命館大は昨年11月下旬、「100% SMOKE FREE」のロゴを使用した広告をキャンパス内に掲示した。「キャンパス内の空気をきれいに」という意識を全学生に持ってもらうため、非喫煙者も関心を持つようなロゴを制作した。「キャンパスにいる全構成員で全面禁煙に取り組んでいるという意識になれば」と担当者は意気込む。

今回新たにデザインされたロゴのコンセプトは「人の心まで清涼に」。従来の政策とは異なり、喫煙禁止を訴えるのではなく、「キャンパス内の空気をきれいに」と呼び掛けることで、キャンパス全面禁煙を示唆しつつ、受動喫煙による健康被害防止を目指している。

また、デザインにもこだわった。ロゴには煙をイメージした水色とピンクのハートを使用。禁煙ポスターにありがちなネガティブなイメージを払拭した。

新しいロゴを使用したフラッグは主要キャンパスの正門前や学部棟の1階などの目立つ箇所に、ポスターは各キャンパスの至る所に掲示した。ステッカーも作り、学生がキャンパス内で配布した。

立命では2008年4月に、13年度からのキャンパス全面禁煙化に向けて喫煙シェルターを設置し、キャンパス内は分煙としていた。13年4月には学内での受動喫煙防止を目的として、喫煙シェルターを閉鎖・撤去し、全面禁煙を実施した。

しかし全面禁煙となってからもキャンパス内で喫煙する学生が確認されていた。16年度までは喫煙者を減らすための巡回や啓発活動を軸としてきたが、17年度からは非喫煙者を取り込んだ施策に方針転換を図る。

今後は学生・教職員へ「SMOKE FREE」の認知度向上を図り、キャンパス内での喫煙をゼロにしていく。また今回のロゴを使ったグッズ化も検討しているといい、現在商品化に向けての構想を練っている。「息の長い取り組みだと思うが、キャンパス内全面禁煙を目指したい」と担当者は話した。【山崎祐貴】

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