新図書館 4月に開設

立命館大の新図書館「平井嘉一郎記念図書館」が4月1日に、衣笠キャンパスに開設される。「学びが見える、学びに触れる、学び合える」をコンセプトに、学生の学習や活動をサポートする。

新図書館は本学卒業生で電子機器メーカー「ニチコン」の創業者、故平井嘉一郎氏の遺志をくみ、妻の平井信子氏の寄付により開設された。地上3階、地下2階建てで約150万冊を収容。外観は大学の新シンボルにふさわしい重厚感のあるデザインを採用した。

新しい学習環境
1階は吹き抜けがある開放的な空間。貸し出しや返却などを行うサービスカウンターをはじめ、ラーニングコモンズ「ぴあら」、エントランス付近には、シアタールーム、カンファレンスルームなどが配置される。また「学生にリラックスしながら学習してほしい」という思いから、入り口付近にカフェがオープンする。「新しい学習の形を提供したい」と図書館サービス課の蔵城一樹さんは話す。
学習や図書の閲覧をメインとする2・3階はシックな仕様で、学生が落ち着いて学べる空間となっている。学習環境に細部までこだわり、長机やソファといった家具を用意した。また窓際一人席やオープンデスクなど座席配置にも工夫を凝らした。蔵城さんは「同じフロアでも場所ごとに変化を持たせた。学生一人一人に自分のお気に入りの場所を見つけてほしい」と語った。
閲覧も便利に
地下1階では雑誌を中心に閲覧できる。また「メディア編集室」では専用パソコンによって映像や音を編集することが可能だ。地下2階には、約100万冊が収容可能な国内最大級の自動書庫を導入。図書館内のパソコンで閲覧したい図書を選択すると、1階カウンター前まで自動で運ばれるシステムとなっている。従来までは、書庫の図書はカウンターで手続きをする必要があった。
共同学習の充実
個人学習だけでなくグループでの学習や活動にも重点を置く。1・2階に共同学習スペースを設置し、学習環境の充実を図った。1階「ぴあら」や2階セミナールームではグループ学習やイベントのための広いスペースを設けた。コミュニケーションを図り、学び合いを通じて成長してもらうことが狙いだ。
蔵城さんは「学生の学びを支え、利用者に長く愛される図書館を目指す」と語った。「学生の挑戦を応援したい。図書館をきっかけに人として成長してもらえたら」。新図書館が学生の未来をつくる新たな拠点となる。

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