「未来を奪う大学 立命館」Beyond Borders?

衣笠キャンパスの至る所に50枚ものポスターが貼り出され、大学祭当日に教職員らの手によってすべて撤去された。掲載時間は半日ほどであったが、立命のPR活動「+R(プラスアール)」の広告をやゆした表現技法が学生の間で反響を呼び、ポスターと団体名「-R」の名が知れ渡ることに。  団体「-R」は、後にツイッター上に「@minus_r」の名でアカウントを開設。「わたしたちは以下のポスターを先日立命館大学衣笠キャンパス内にて貼り出しました」というツイートとともに、ポスター画像をアップロードした。すると瞬く間にリツイート数が増え、画像が拡散。立命館の学生だけでなく教職員や教授の中でも幅広く認知され、インターネット上でも議論が起こった。  メンバーは8人。財政計画の問題の反対運動「オールRits集会」に参加し、ポスター作成から活動が始まった。ポスターの掲示、ツイッターでの拡散を経て現在に至る。メンバーの1人は「立命館の学生に『目を向けなければならない問題』を気付かせることが目的。学生が大学を作っていく必要がある」と話し、財政問題をはじめ駐輪場の移転問題、全面禁煙を例に挙げ、学生自治の在り方について言及した。加えて「大学側が学生を『サイレント』として扱っている。『目を向けなければならない問題』について学生との健全な会話がない」と、大学としての機能を痛烈に批判した。  今回の活動によって目的であった「問題の可視化」を一部では成功させたが、学生全体の認知には時間がかかることが予想される。「我々の活動に賛否両論あるが、現状を変えるためにも環境を変える必要がある」と話し、これからはメンバー同士で意見交換し新たな活動に取り組む。  大学は「-R」については「何もコメントできない」と話した。  「-R」の影響によって学生の関心が高まることが予想される。大学と学生の関係を問い直し、再考する必要がある。

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