同志社広報課によると、JR福知山線の脱線事故で事故車両に乗っていた同志社の学生は29人とわかった。このうち24人が重軽傷を負っている。以前から安否の確認ができていない1名の学生とは、いまだ連絡がとれないという。(4月27日午後5時30分現在)【4月27日 同志社大学PRESS=UNN】
27日に新たに判明した負傷者は2人。1人は文学部英文学科4年の女子学生で、全身打撲と重度の捻挫をしている。もう1人は法学部政治学科4年の男子学生で、怪我の程度はわかっていない。負傷者の氏名や住所、年齢、搬送先の病院は公表されていない。
また、依然として1人の学生の安否はわかっていない。死者は2人。
今出川キャンパスの神学館礼拝堂で、JR脱線事故で犠牲になった方々に祈りを捧げる意味合いをこめたチャペル・アワーが27日午前10時45分から11時30分まで行われた。【4月27日 同志社大学PRESS=UNN】
25日のJR脱線事故で同志社生にも犠牲者が出たため、礼拝堂には同志社生や教職員など、通常より遥かに多い約100名が訪れた。チャペル・アワー自体は毎週行われているが、合唱する讃美歌が「やすかれ、わがこころ」に変更されたほか、黙祷の時間が設けられるなどの点で、変更点が見られた。
また、同志社のホームページによると、明日4月28日に両校地で行われる予定の祈祷会(13:00〜13:10)の場所が変更されている。今出川校地は待辰館キリスト教文化センター集会室会場から、同志社礼拝堂に。京田辺校地はキリスト教文化センター集会室(TC1-111)から、青空チャペル(良心碑 西側芝生)に変更となった。
JR福知山線脱線事故で犠牲となった人たちに祈りを捧げるチャペル・アワーが27日、同志社の今出川・京田辺両キャンパスで行われた。同志社は今回の事故で2人の学生が死亡している。【4月27日 同志社大学PRESS=UNN】
行事は両キャンパスとも2限の授業が始まる午前10時45分から開始された。京田辺キャンパスでは夢告館前の芝生に特設の青空チャペルが設けられた。授業を中止して行事への参加を指示した講義もあったため、設置された数十席の座席は満席になり、その後ろに数百人の学生が立ったまま出席した。
会場では犠牲者の冥福を祈って讃美歌が歌われ、聖書の一部が朗読された。また、同志社キリスト教文化センター専任講師の三木メイさんは「将来の希望を持ったわれわれの仲間がこのような事故に遭ったのは非常に心を痛めている。死者に永遠の平安を、怪我をした方に生き抜く力を神から与えられますように」と被害を受けた学生にメッセージを送った。最後に参加者全員が犠牲者に対し黙祷をささげた。
参加者の中にはすすり泣く人の姿が見られた。涙を流し続けながら報道陣のインタビューに答える学生もいた。
事故で亡くなった長浜彩恵さんと同じ法学部2年の女子学生は「未来のある若者が死んでしまったのはとても悔しい」とやりきれない思いを語った。
また、亡くなった社会学部1年の榊原玲子さんが受講した講義を担当したある講師は、最初の講義で榊原さんが書いた講義に対する感想や意見に触れ、「家で猫を大切に飼っていて、優しい人だという印象だった」と話した。当講師はこの講義に出席した学生に、事故に対する思いを記すように伝え、「学生たちの想いを遺族の方に伝えたい」と涙ぐみながら語った。