JR脱線事故、同志社生7名が負傷

 本日4月25日に発生したJR福知山線での脱線事故で、同志社生7名が骨折などで負傷したことがわかった。うち、数名は病院に搬送されている。京田辺校地教務事務室が25日13時10分に、福知山線を利用している学生は家人に連絡をするよう、校内放送をした。【4月25日 同志社大学PRESS=UNN】

 同志社は「JR福知山線電車脱線事故緊急対策本部」(本部長・八田英二学長)を設置。今出川学生支援課長と課員1名の計2名を現場へ派遣し、片山副学長を京田辺校地の学生統括責任者とした。(4月25日13時45分現在)

JR脱線事故続報 同志社生21名が負傷

 各新聞、テレビが伝えているように4月25日午前9時20分ごろ、兵庫県尼崎市の潮江4のJR福知山線塚口−尼崎間で、宝塚発同志社前行き快速電車が脱線、沿線のマンションに衝突して大破する事故が起こった。50人が死亡、400人以上が負傷したと伝えられているが、同志社では午後5時、学生21人の負傷を確認したことを発表した。現在、死亡や重体については確認されていないという。【4月25日 同志社大学PRESS=UNN】

写真
(写真=脱線事故で尼崎〜宝塚間が不通になったという掲示がされた同志社前駅)

 同志社では事故発生後の午前10時、八田学長を本部長とする「JR福知山線電車脱線事故緊急対策本部」を今出川キャンパスに設置。ただちに学生支援課員2名を現場に派遣するなど、情報の収集を進めていた。
 同志社によると午後5時現在で確認されている同志社学生の負傷者は21人。死亡・重体は確認されていないものの骨盤骨折や頚椎骨折など重傷を負った学生もおり、近くの病院に入院している。大学では現在、テレビで放映されている負傷者名について同志社の学生とのつき合わせを行っているほか、まだ連絡がとれていない学生が数名いるため、学生たちに所属学部への報告を呼びかけるなど所在確認に全力を尽くしている。なお、脱線事故の影響による授業の休講はない。(4月25日17時現在)

京田辺校地は大きな混乱なし JR脱線事故

 通学途中の在学生が負傷した同志社大。京田辺キャンパスでは目立った騒動や混乱した様子はなかったが、授業後の休憩時間に学内放送が事故を知らせた。インターネットや人からの話を通じて事故を知った学生もいた。【4月25日 同志社大学PRESS=UNN】

 同大学生課によると、25日の授業を欠席すると連絡した学生が多くいたという。また、対策本部のある今出川キャンパスと比べて情報が少ない様子だった。
 事故当時は午前10時45分からの2限の授業に出席する学生が乗車していたと思われる。しかも、マンションに進入した運転席側先頭車両は同志社前駅の改札に近く、多くの同志社の学生が乗車する。同志社大によると25日夕方現在、21人の学生が重軽傷を負っているが、今後も負傷者の数は増えると予想される。
 JR同志社前駅の駅員によると、午前10時ごろから同駅や木津駅から発車する学研都市線の快速は、同線京橋駅または同宝塚線(福知山線)尼崎駅で折り返すようになった。不通となっている尼崎〜宝塚間は阪急電鉄で振替輸送を行っている。
 直通するJR学研都市・東西・宝塚線は大阪市内や北摂、阪神地区から京田辺キャンパスへ通う自宅生が主に利用する。4限の授業終了後の午後5時ごろ、同志社前駅では学生たちが事故の知らせを書いた貼り紙を見ながら改札を通っていた。現在電車が発着していない同宝塚線の猪名寺駅から通学する経済学部2年の男子学生は「今日は午後6時までに(同線)伊丹駅までアルバイトに行かないといけないのにどうしよう。明日までに復旧するか気がかりだ」と焦りを浮かべた。
 また、同東西線北新地駅から利用する同志社女子大1年の学生は「(事故を起こした)JRの謝罪の仕方は、紙に書いてある文章を読むだけでよくない。きちんと謝罪するべきだ」と批判した。3限の体育の授業で、講師が事故の影響で来られない学生を考慮して、遅刻や欠席を認めたという。
 同志社大では、事故に巻き込まれたり事故で電車通学ができなくなったりした学生は、各学部の事務室に直ちに連絡するように指示している。26日の授業は通常通り開講する。