亡き教え子を悼んで
第5回競基弘賞
阪神・淡路大震災で犠牲となった競基弘さん(当時=神戸大博士課程前期1年)の遺志を継ぎ、レスキューシステムの研究開発において優れた業績を残した40歳未満の研究者を表彰する「第5回競基弘賞」の授賞式が1月15日、神戸国際会議場で行われた。競さんの教官だった松野文俊・京大教授が出席し、震災で犠牲になった教え子を悼んだ。
【1月15日 京都大学EXPRESS=UNN】

【写真】松野教授(左端)と3人の受賞者ら(左から3人)(1月17日・神戸国際会議場 撮影=江田慎平)
震災当時神戸大に在籍していた松野教授の研究室に所属していた競さんは、「ドラえもんのような人の心をいやすロボットを作りたい」とロボット研究を専攻していた。「競基弘賞」はそんな競さんの遺志を引き継ぎ、松野氏が副理事長を務める国際レスキューシステム研究機構が2006年から行っている。
今回の受賞者は多田隈謙三郎・阪大助教、産業技術総合研究所の下羅弘樹さん、ロビン・マーフィー・テキサス大教授の3人。授賞式の後あいさつを行った松野教授は「競くんの夢に少しでも貢献していただければ」と受賞者らに語りかけた。





