最終試合で惜敗

野球部、白星なくリーグ終える

 関西学生野球秋季リーグ第8節、関学-京大2回戦が10月18日、南港中央球場で行われた。京大は2-1でサヨナラ負けを喫し、0勝8敗勝ち点なしの5位でリーグを終えた。【10月18日 京都大学EXPRESS=UNN】

サヨナラ負けに呆然とする捕手・表(10月18日・南港中央球場で 撮影=江田慎平)

 4年生の引退に花を添えることは出来なかった。先発した山敷は関学打線を4回までノーヒットに抑える好投。5回に1点を失ったものの、7回途中までを最 少失点で切り抜けた。1点を追う打線は8回表、同点に追いつくと、さらに2つの四球で2死満塁と勝ち越しのチャンス。いやが応にも逆転の期待は高まった が、水木の打球は平凡なセカンドゴロ。4番のバットがチームを逆転へと導くことは叶わなかった。そして9回、マウンドには水木が上がった。一死1、3塁で 迎える打者は関学の4番萩原。打球は2塁手のグラブをわずかに超え右前へ。呆然とする捕手・表の前を、サヨナラの走者が走り抜けた。

0 勝8敗という散々な結果ではあるが、数字以上に充実したシーズンだった。今春まで水木に頼り切りだった投手陣は、この試合で好投を見せた山敷、安土などの 台頭で厚みを増した。「自信を持って、頑張って勝ち星をつかんでほしい」と引退する水木。今節の関学2連戦では、2日続けて競った試合をし、チームに実力 がついてきていることを感じさせた。1年間主将を務めた宗平は「最終戦でこれだけいい試合が出来て悔いはない」と 涙をこらえながら話した。

昨年の春季リーグから京大を率いてきた長尾監督は、今季限りで引退。「周りの人に支えられながらの2年間だった」とこれまでを振り返る。試合後のミーティ ングでは選手らに「この冬場でどれだけやるかで大分変わる。毎日目標を持ってやることが大事」と話し、「ぜひ4位以上を。そのために勝ち点を取ってほし い」と来年のチームに期待を託した投打に選手層が厚みを増し、強豪私立と僅差の試合も見られた今季。4位以上という目標は果たせなかったが、収穫は大き い。水木、表といった主力が引退するのは痛いが、下級生の更なる台頭を期待したい。新監督のもと、来季こそは勝ち点を奪えるか。これからのチーム作りがそ の鍵を握る。

●関西学生野球秋季リーグ第8節2回戦
京大 000 000 010=1
関学 000 010 001x=2
【京大】山敷、安土、西本、●水木-表
【関学】樫岡、○蒔野-米川

【江田慎平】



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