第40回関関戦

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第40回総合関関戦が6月16〜18日にかけて開催された。今年のメイン会場は関西学院大。前哨戦を6勝10敗2分と負け越し、本戦での逆転に期待がかかったが一歩届かず、惜敗。今大会の戦績は15勝17敗4分。関西大は9年連続の敗北となった。

 2016年までの通算成績は16勝22敗。09年に開催された第32回大会から今大会まで9連敗と苦しい戦いが続いている。昨年の第39回大会では、15勝17敗と惜敗。2年連続で僅差の敗北となった。

 開催地でできない競技や他の大会と日程が重複した試合は「前哨戦」として行われる。

 11日には関大養心館で射撃の試合が行われた。ジュニア世界一の経歴を持つ八川綾佑(やつかわ・りょうすけ)さん(文・3年)を擁する関大が勝利。同競技で関関戦21連覇を達成した。

 前哨戦終了時点で6勝10敗2分と、関学大にリードを許す中での本戦は近年まれに見る接戦。初日はバスケットボールの1勝、2日目は4勝4敗1分と互角の試合結果となった。
 
 例年、前哨戦で試合をしていた航空部が今年は本戦に登場。試合は福井空港で3日間行われた。試合ではグライダーで指定のコースを飛び、タイムや距離、滞空時間を競う。初日からポイントを重ねていき、関学大に大差をつけた関大が7年ぶりの勝利。連敗を食い止めた。

 最終日、接戦の中で行われたソフトテニス。昨年は雨天により中止。今年の勝利に期待がかかった。関学大での開催にもかかわらず多くの応援が駆け付け、熱い声援が後押し。ダブルスで7戦した結果5―2で勝利をつかんだ。
しかし9連覇に燃える関学大に意地を見せつけられ、最終日の戦績は3勝3敗1分。総合では前哨戦の黒星が響き、悔しい結果となった。

 勝利は逃したものの、あと一歩のところまで関学大を追い詰めた関大体育会。来年こそ10年ぶりの勝利をつかむ。【松島裕規】

閉会式の様子(6月18日・関西学院大中央芝生で撮影=有賀光太)

【うまいもん関大】「Melon de melon」

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 阪急関大前駅の北出口を出て徒歩1分。今年4月にメロンパン専門店「Мelon de melon」がオープンした。店頭には定番のプレーン味を始め、紅茶味や宇治抹茶味などたくさんのメロンパンが並ぶ。

 「メロンパン専門店なので、メロンパンには妥協しない。自分たちは『メロンパンバカ』なんですよね」店の営業を担当しているCONY JAPAN飲食事業部代表の山崎康成さんは笑う。常に出来たてパンを提供するため、通行量が多い時間を把握し、パンを焼き始める時間を逆算して製造。毎週水曜日には、購入時に学生証を提示すると全商品20円引きになるサービスを実施している。

 山崎さんのイチ押し商品はチョコチョコメロンパン(税込み210円)。「チョコがたっぷり生地に練りこまれているので、冷めてもおいしいまま」と誇らしげに話した。【村上亜沙】

メープル味(左)とチョコ味のメロンパン(撮影=村上亜沙)

【6・7月号掲載】国際ハイキング開催

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 留学生と関西大生の交流を目的として、国際コミュニティーKUブリッジ主催の新緑ハイキング2017が5月28日、箕面公園であった。初夏の日差しの中、さまざまな国籍の参加者たちが新緑の山道を楽しんだ。

 留学生は10人、関大生はKUブリッジのメンバーを合わせて12人が参加し、4、5人でチームを組んで箕面大滝を目指した。初対面の参加者たちは互いの名前を覚えるところから。異国の名前の発音に戸惑いながらも、話をするうちに緊張はほぐれていく。道中の話題はお互いの国について。食べ物や生活など会話は途切れることが無い。

 ハイキングでは箕面大滝を目指す。目的地に到着する頃には、滝の前でチームごとで記念写真を撮り合うなど親交が深まっていた。上松春風さん(文・2年)は「留学生と関大生が同じくらいの割合だったので話しやすかった」と満足げ。ベルギーからの交換留学生のエマ・デコノックさんは「みんなと一緒で楽しかった。日本の良いところが見られたし、次も参加したい」と笑顔で話す。
 
 学生主体で活動するKUブリッジ。3カ月前から準備してきた新緑ハイキングは、入学したばかりの留学生が友達をつくれるようにと企画された。参加者たちが一度だけの付き合いだけではなく、友だちになってもらえるようにと少人数チームにするなど工夫を凝らした。努力の成果か、参加者たちは連絡先を交換するなど交流は深まった様子。メンバーの大内優花さん(化学生命工・3年)は「参加者の反応も良くて、楽しんでもらえた。関大生と留学生との懸け橋になれたかも」と笑みをこぼした。【有賀光太】

箕面大滝の前で談笑する参加者(撮影=有賀光太)

【6・7月号掲載】世界を広げる「ロボフェス」

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 関西大梅田キャンパスで5月5日、「ロボフェス2017大坂春の陣―プログラミングで世界を広げよう!―」が行われた。子ども向けのロボット教室などを運営する「夢見る株式会社」と共催のもと開催された。関大総合情報学部からも学生らがブースを出展。児童などを対象としたイベントで、「小学校から学ぶプログラミング」の可能性を感じてもらうことが目的だ。

 昨年、文部科学省は小学校でのプログラミングを必修化することを発表した。プログラミングの人材育成が重視される中、ロボフェスでは子どもたちに「学び・理解できる環境」を提供している。

 8階のメイン会場では「ロボットコンテスト」が開催された。「教育用レゴマインドストームEV3」という、ブロック玩具で組み立てられたロボットを使用。初心者でも簡単にプログラミングができ、自由にロボットを制御することができる。子どもたちはチームを組み、課題をクリアして得られるスコア(正確性)とタイムを競った。入賞した小学生は「楽しかった。また参加したい」と話した。

 7階のサブ会場には「プログラミングで世界を広げよう」をコンセプトにさまざまなブースが設けられた。ロボットだけでなく、プログラミングによって生まれたサービスや技術を全世代に楽しんでもらうことが目的だ。最新技術が体験できるベンチャー企業ブースなどが設置される中、関大は総合情報学部ブースを設置した。多種多様なプログラミングを体験できる。

 松下光範教授のゼミでは「プログラミングで光と影をデザイン」ブースで赤外線による光と影を題材とした作品を展示し、「触って実感するプログラミング」ブースでは子どもが楽しめる体験型のゼミ作品を披露した。松下教授が実際に授業で作った作品やゼミ生が制作した作品が展示され、ゼミ生の加納千聡さん(4年)は「たくさんの人に興味を持ってもらえてうれしい」と話す。

 荻野正樹教授のゼミではロボット掃除機を使ったロボットプログラミング体験のブースを設置。荻野ゼミの学生が子どもたちにセンサーを使ったプログラミングを指導した。荻野教授は「予想以上に人が来てくれた。ゼミ生もうまく指導しているし、良い経験になったのでは」と笑みを見せた。

 夢見る株式会社の重見彰則社長は、総合情報学部の卒業生。梅田キャンパスと共催した経緯については在学時の教授とのつながりが大きいという。「前回のロボフェスでは実現しなかった母校での開催ができてうれしい」と笑顔で話した。ロボフェスを開催した理由について「現在の教育では、社会でプログラミングがどのように役立っているか具体的なイメージをすることができない。ロボフェスをきっかけに子どもだけでなく大人にもプログラミングを身近に感じてもらえたら」と答える。

「総合情報学部のブースのレベルも高く、来てくれた人たちの満足度も高い。次回は千里山キャンパスで開催することができれば」と力強く目標を口にした。
【松島浩規】

メイン会場で司会者の呼び掛けに対し元気よく答える小学生ら(5月5日・梅田キャンパスで 撮影=有賀光太)

【6・7月号掲載】学生マナーの改善目指して

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関西大生があふれる通学時間帯。関大前通りで、学生のマナー改善を呼び掛ける「マナーアップキャンペーン」が5月30日に行われた。学生や職員ら30人が参加し、関大前駅から千里山キャンパスへ向かう道で啓発チラシ付きのポケットティッシュを配布。歩きスマホや路上喫煙など学生に身近なマナーやモラルの順守を促すことが目的だ。

キャンペーンは学生への啓発として2008年から実施。自転車に乗りながらのスマホ利用が問題視されているが、構内での自転車利用ルールの厳格化に対し、多くの学生は理解を示しているという。周囲への影響を考える機会として、今後も継続する予定。                  【堀江由香】

【6・7月号掲載】千里山に消防車出動も出火なし

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千里山キャンパスに10日午前1時ごろ、多数の消防車が出動した。吹田市消防本部によると出火は確認されなかった。消防本部は、午前0時40分ごろ、通報を受け出動。出動台数は消防車、救急車合わせて13台に及び、パトカーも出動した。関西大学広報課によると、イノベーション創生センターの研究室で実験中に煙が充満。警備員が通報したいう。午前1時30分ごろには、キャンパス内の消防車などは撤収を始めた。

(写真は10日午前1時40分ごろ、図書館前の様子)

落語大学「新入生歓迎公演」

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千里山キャンパス誠之館横の茶室で、文化会「落語大学」による新入生歓迎公演が今月15日に行われた。太鼓や笛の音色が響くなか、大勢の新入生や一般の人たちが集まった。

公演ではそれぞれの部員たちが緊張の面持ちの中、前振りの「マクラ」で観客に語り掛け、本題に入ると額にかいた汗を何度も拭いながら演目を披露した。演目は古典落語の「二人癖」や「加賀の千代」など計5つ。部員の軽妙な語り口は観客を落語の世界へ引き込んだ。また、休憩時間には部員による漫才で、会場は盛り上がった。

落語大学学長である千里家知越斗(本名・岡崎司)さん(社・3年)は、「予定より多くの観客が来てくれた。出来栄えは上々だったと思う。新入生には、内気な人でも『別の誰か』になれる側面があることが落語の魅力であることを伝えていきたい」と笑顔で話した。

新入生の外山義仁さん(社)は、「身振り手振りを入れていて、話に引き込まれた」と話し、落語大学に入部することを決めているとのこと。

学外から足を運んだ安達紗里菜さんは、「とても奥が深かった。まさにこの場で登場人物が生きているかのようで面白かった」と感動した様子で語った。

公演を終えて、新たなメンバーを迎えた落語大学。来年2月の第15回全日本学生落語選手権「策伝大賞」に向けて練習を重ねていくとのこと。前大会では酢田理志さん(化学生命工・4)が決勝進出を果たした。

 

文化フェスティバル2017

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「走れ文化の閃光よ!~関大に射す芸術の光~」文化フェスティバル2017のテーマだ。27団体が所属する関西大学文化会にとって最大のイベントが千里山キャンパスで13日に開幕した。今年は16団体が悠久の庭、凛風館1階、KUシンフォニーホールなどで公演、展示をする。毎年行われる各団体同士の合同企画では、邦楽と茶道、写真と書道など文化フェスティバルならではのコラボが見ることができる。

文化会が主催する文化フェスティバルは、文化会に所属している団体の交流を目的として始まり、今年で32回目を迎える。各団体から集まった学生が実行委員会として企画、運営しており、昨年12月から会議を重ね、準備をしてきた。普段、部室は近くても話すことがない団体の人とも、一緒に準備をしていく中で関わることが多くなる。立て看板の設置など宣伝を担当する情宣局長の宮澤朋美さん(軽音楽部Ⅰ部・3年)は「局長として大変なこともあるけど、今まで関わりがなかった(違う団体の)人に協力してもらうことがあり、やってよかった」とうれしそうに話す。

期間中、各公演・展示会場で行われるスタンプラリーでは、一等がディズニーランドのペアチケットなど豪華賞品が並ぶ。文化フェスティバルは28日まで開催。関大生による文化と芸術を楽しんでみるのもいいだろう。

【3・4月号掲載】兄弟でドラマ制作 「素潜り旬探偵事務所」

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 中村雄大さん(総情・4年)が兄と作り上げた短編連続ドラマ「素潜り旬探偵事務所」がユーチューブにて公開されている。約5ヶ月かけて制作し、2月に完結を迎えた。
 中村雄大さんは、映像制作団体で得た技術を活用し、映像の自主制作を行っている。1つの作品で監督、撮影、編集、さらに出演までこなしたのは今回が初めて。「映像制作の全てをこなす人材に憧れている。いずれは自分もそうなりたい」と抱負を語った。
 物語は全4話の1stシーズンと、全6話の2ndシーズンで構成される。1stシーズンは、最弱な探偵がさまざまな男に立ち向かっていく姿を、2ndシーズンは、バディとの関係性をコミカルに描いている。
 主演の素潜り旬を演じたのは兄の中村修人さん(24)。物語の完成を経て「何もできない弱い探偵を演じたことで、探偵=秀でた能力を持った者という固定観念を崩した作品ができた」と笑顔を見せた。
 中村兄弟にとって、映像は全てを詰め込める媒体。今回の作品についても「兄弟のやりたいことが全て詰まった作品に仕上がった」と自負した。続編の制作も検討中だ。 【堀江由香】
「素潜り旬探偵事務所」 全10話
素潜り旬探偵事務所への依頼はこちら
sumogurishun@yahoo.co.jp
(素潜り旬探偵事務所 第5話「探偵と探偵と探偵」より」

2017年度 入学式

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 千里山キャパス中央体育館で1日、平成29年度入学式が行われた。寒空の中、新入生約7200人がこれから始まる大学生活への期待と緊張を胸に関西大学の門をくぐった。

 式では新入生に対し、芝井敬司学長が本を読むことの大切さについて語ったほか、特別映像で在学生の宮原知子(文・2)さんによる激励のメッセージが送られた。また、放送研究会・混声合唱団・交響楽団など、在学生も式に参加し、雰囲気に彩りを加えた。

 新入生の中には、留学生の姿も見えた。中国からの留学生の刘越(リュウエツ)さんは、一昨年から日本に留学。「大学生活でやりたいことがまだ見つかってないが、日本の空手に興味があるので新しく始めたい」と流暢な日本語で話した。

 環境都市工学部に入学した和田貴暉さんは、「友達ができるか不安だが、サークル活動など大学生活を楽しみたい。将来の夢は都市を造ることで、大学でその分野の勉強をできることがうれしい」と期待に満ちた表情で話した。【徳田総一郎】