湖国路を、駆ける

関大、チーム力で表彰台へ

 第71回関西学生対抗駅伝競走大会兼西日本招待(びわ湖大学駅伝)が11月21日、滋賀県西浅井町役場から膳所城跡公園までの8区間、83.4キロで行われる。昨年は関西4位だった関大。あと一歩で表彰台を逃した屈辱を晴らし、3位入賞を狙う。

【11月20日 関西大学タイムス=UNN】

 昨年は健闘もわずかに表彰台に及ばず、涙を飲んだ。「今年はメダルを持って帰りたい」と主将の永井。自身は故障でエントリーを外れたものの、主将としてチームを率いる。今年で総監督とヘッドコーチが退任することもあり、「お世話になっているので、最後の年に3位になりたい」と意欲を見せた。
 「はじめ、去年と比べてチームが弱いなと感じ、どう戦おうかなと思っていた」と永井。夏には永井やエースの山田が故障するなどチームの主力が調子を落とし、士気も低下。しかし4年生がチームを引っ張り、新潟などで行われた3度の合宿で結束が深まった。「4年生がみんな熱い」(永井)。4年生の力でチームが一つにまとま った。
 
 また試合で本来の力を発揮するため、昨年の武田コーチ就任後からメンタルトレーニングも取り入れている。今では試合で安定した実力を出せる選手が増えたという。沈んでいたチームもようやく昨年と同じレベルに戻りつつあり、「あとは自信をつけるだけ」と武田コーチ。11月の日体大記録会では、5000、1万メートルを合わ せて7人が自己ベストを更新するなど、成果は着実に現れている。
 エースの山田、藤松を中心に、1年生ながらチーム随一のスピードを持つ吉田など戦力は整ってきた。故障が多かった山田も今は「しっかり走れてる」。他大を意識しながらも、チーム全体のレベルが上がっていることを実感している。「駅伝が初めての1年生を2、3年生が引っ張っていけるチームにしたい」と話した。吉田は「山 田先輩を目標に頑張りたい」と意気込んだ。永井は「関大は一人一人走ることが好きなので、距離が長くなれば強くなるチーム。トラックのタイムだけで駅伝は決まらない」と自信を見せた。昨年3位の大体大や関学などの実力校を抑え、関大の底力を見せつけられるか。


●2009びわ湖大学駅伝(11月21日・滋賀県西浅井町役場前〜膳所城跡公園 8区間83.4キロ)
関大エントリーリスト(◎は主将、記録は今季の5000メートル)
 四ツ谷洸一(4年)15分14秒49 
 西迫 駿(4年) 14分56秒78
 藤松利之(4年) 14分48秒32
 宮坂貴志(4年) 15分20秒80
 岩本大翼(4年) 15分42秒48(平成20年)
 山田幸延(3年) 14分57秒53
 山崎 心(3年) 15分56秒90
 斎藤 喬(3年) 15分3秒29
 折部友介(2年) 15分38秒03 
 新松弘祥(2年) 14分47秒4
 内山翔太(1年) 15分58秒86
 吉田有輝(1年) 14分26秒41
 今本裕希(1年) 14分52秒63(平成20年)
◎永井 理(3年) 15分19秒91

【近森裕加】

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