【11・12月号掲載】放送の役割学生と議論 在阪5社役員ら登壇

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 関西地区の放送業界の役割を考えるパネルディスカッションがこのほど、梅田キャンパスで開催された。社会学部創設50周年を記念した事業の一環。朝日放送など在阪民放テレビ5社から1人ずつ役員が登壇し、学生と議論を交わした。

 パネルディスカッションは10月21日に開催。各社がこれまでの実績を紹介するとともに、放送メディアのあるべき姿について意見を述べた。讀賣テレビ放送の吉田満取締役は「あらゆる物事が東京の視点で語られる中で、関西から物申す姿勢での番組作りを続けている」と主張。また「各局で報じ方に偏りはあるのか」と学生からの質問を受け、関西テレビ放送の谷口泰規常務取締役は「放送は不偏不党が大前提。限られた放送時間でバランスを保つことは難しいが、全体を通して偏りがないようにしている」と解説した。

 関大生や併設校の生徒をはじめたくさんの聴講者が来場。後半に設けられた質問タイムでは、学生や生徒の手が多く挙がり、時間切れになるなどにぎわった。     【堀江由香】

【11・12月号掲載】関大生作品入賞 「地方の時代」映像祭

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 『第37回「地方の時代」映像祭2017』の贈賞式が、千里山キャンパスで11日に行われた。部門ごとに入賞作品が表彰され、関大生の作品も入賞した。日本ペンクラブの吉岡忍会長による記念講演なども行われ、会場は来場者でにぎわった。

 今回の応募総数は287作品。放送局部門を始めとした4つの部門の入賞作品に対して、優秀賞、奨励賞などの賞が与えられた。関大からは6作品がエントリー。社会学部里見ゼミ制作の「戦争が終わって僕らは生まれた」が奨励賞を獲得した。同作はゼミ内で3つのグループに分かれて制作した別々の作品から成り立っている。各場面では、制作者自身の地元である、大阪、愛媛、広島で戦争について学ぶ。自分たちが暮らしてきた街に残る戦争遺跡を巡ったり、戦争を経験した人に実際に話を聞いたりする。制作者たちは取材を通して、身近な場所に残る戦争の爪痕を見つけ出した。

 制作者の河合健介さん(社会・4年)は、「戦争を経験した方々に話を聞いていく上で、難しく考えず、素直に彼らの意思をそのまま映像にしようと取り組んだ。見た人が改めて戦争を考えるきっかけになれば」と話した。

 各受賞作品は12日から17日に、100周年記念会館で上映。かつて工場で爆弾を製造していた戦争体験者に、出身地の愛媛で取材をした喜多和也さん(社会・4年)は「戦争という重要なテーマの中で、自分にとって一番身近な戦争をたずねたことに大きな意味がある」と振り返った。来年の映像祭で優秀賞を獲得することを目標として、現在は次の作品の制作している。                    【村上亜沙】

贈賞式の河合健介さん(写真右から2番目)喜多和也さん(写真右から4番目)(撮影=村上亜沙)

 

【11・12月号掲載】梅田キャンパス「梅関祭」開催 開設1周年記念

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 昨年の10月に新設された関西大梅田キャンパス「KANDAI Me RISE(カンダイミライズ)」。梅田キャンパスは常設の学部を設置せず、一般の人も利用可能なブックカフェや会員制異業種交流サロンを設置。地域・社会人・学生がともに発展できる新たな拠点を目指している。そんな梅田キャンパスの開設1周年を記念したイベント「梅関祭(うめきゃんさい)」が10月22日に開催された。

当日はさまざまなイベントが実施された。1階では音楽プロデューサー、DJとして活躍するtofubeats(トーフビーツ)さんとラジオDJで関大の卒業生である内田絢子さんによるトークイベント「今、関大生に伝えたいこと」が開催された。tofubeatsさんの学生時代やデビュー当時の話を中心にイベントは盛り上がった。学生に「本当にしんどかったら辞めればいい。耐えかねるなら自分のやりたいことをやって可能性を広げてほしい」とエールを送った。

 1、2階のブックカフェエリアは関大生限定の利用エリアに。スターバックスコーヒーでは梅関祭限定のオリジナルカスタマイズドリンクが発売された。また「美味しく巡るヨーロッパの旅」と題したワインなどの試飲会を開催。梅田にあるスペイン・バル「BAR・QUINTA(バル・キンタ)」の店長、萬川達也さんがワインを解説した。萬川さんは「あまり学生に馴染みのないバルだが、気軽に楽しんでもらえたら」と笑顔で話した。

 梅関祭ではツイッターなどを活用し、学生に向けた積極的な広報活動が展開された。会場にはフォトパネルを設置。梅関祭についての写真をインスタグラムに投稿するフォトコンテストも開かれた。梅田キャンパスオフィス事務長の服部真人さんは「梅田キャンパスは堅苦しいことばかりではない。梅関祭をきっかけに一度足を運んでほしい」と話した。

 当日は台風の接近もあり、悪天候の中、開催された梅関祭。予定していたイベントの中止などアクシデントが発生したが、250人を超える多くの学生が訪れた。梅田キャンパスは今後も形を変え、学生向けのイベントを企画していくという。                    【松島裕規】

 

tofubeatsさん(右)内田絢子さん(左)(撮影=堀江由香)

 

【11・12月号掲載】大阪マラソン名物「まいどエイド」関大生が広報活動

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今月26日に開催される第7回大阪マラソン。出走者は3万人を超え、大型の市民参加型マラソンとなっている。大阪市商店会総連盟では、マラソンコース32.5㌖地点でランナーへ向けた給食「まいどエイド」を提供しており、社会学部メディア専攻の劉雪雁(リュウシュエイエン)ゼミが広報活動を担当している。
まいどエイドに使用される食材は、大阪市内の商店街から提供されている。住之江区商連からは干し梅、阿倍野区商連からはおやついなりなど、約27品が設置予定。たこ焼きなどの大阪名物も用意されている。
劉ゼミでは第4回大阪マラソンからまいどエイドの広報活動を担当している。ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどを中心に活用し、まいどエイドの周知に努めている。大阪マラソン当日には給食地点でスタッフのサポートをする予定だ。
24日、25日にインテックス大阪で開催される「大阪マラソンEXPO2017」では、マラソン当日に提供される給食の食品サンプルが関西大学のブースで展示される予定だ。

【松島裕規】

昨年に実施されたまいどエイド(提供=雪劉雁ゼミ)

【9・10月号掲載】関大と台湾国家 図書館で連携

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 関西大図書館はこのほど、台湾国家図書館が運用する漢籍書誌データベース「中文古籍聯合目録」に書籍情報を提供する連携協定を締結した。台湾国家図書館が日本国内の大学と連携協定を結ぶのは3例目。漢籍資料のより幅広い検索が可能となる。漢籍情報を世界に向け発信することで、国際的な学術交流を図る。

 関大図書館は220万冊以上の蔵書数を誇る。連携協定で、所蔵している漢籍資料を、世界の主要な漢籍所蔵機関や、これまでに台湾国家図書館と協定を結んだ東京大東洋文化研究所、京都大人文科学研究所の漢籍資料と合わせて閲覧することが可能になる。協定締結は7月26日付。

 総合図書館をよく利用する磯田綾香さん(社会・2年)は「海外を意識した勉強ができるようになると思うとグローバル化を感じる。積極的な国際交流ができる環境づくりはありがたい」と話した。 【堀江由香】

【9・10月号掲載】博物館で錯覚イベント開催

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目の錯覚を利用した作品が並ぶ「ノーマン D.クック教授、林武文教授のふしぎなサイエンスアート」展が関西大博物館で開催された。

 作品の多くはクック教授が研究を重ねた、逆遠近錯視の理論に基づいて制作された。逆遠近錯視とは、凹凸のある面に実際とは反対の遠近感を持つ絵を書くことで凹凸が逆に見えたり、観察者が左右や上下に動くと描かれている絵も連動して動いているように見えたりする現象を指す。陰影や色などの情報が加わるほど、錯視が強くなることが分かっている。実際に線だけで描かれた作品よりも、陰影や色を使って描かれた作品の方が動いて見えることが多いという。

 例えば、黒い背景に建物の輪郭のみを描いた作品はほとんど動いているように見えない。しかし建物に影を付けたり、空や地面などの背景を加えたりすることで、錯視の効果が強まり絵が動いて見える。

 注目はゆらゆらと動いているように見える魚を描いた作品「こいにこい!」。見る人が動くと魚も一緒に動いているように見え、常に魚と目が合う不思議な現象が起こる。また、今年完成した新作も披露されている。

 林教授による3Dプロジェクションマッピングの作品では、何も書かれていない白塗りのキャンバスに、3次元CGの画像を投影している。さまざまな画像が用意されており、来場者が画像を選択できるようになっている。

 関大博物館が8月2、3日に開催したイベント、キッズミュージアムではプログラムの一環として折り紙教室が開催された。逆遠近錯視の現象が楽しめるキットが用意され、たくさんの子どもたちが制作に励んだ。博物館学芸員の山下大輔さんは「作るのは少し難しそうだったが、完成した作品に喜んでいるようだった」と子供たちの様子を話した。  【前田絵理香】

逆遠近錯視により、見る位置を変えると動いて見える魚の作品「こいにこい!」(撮影=堀江由香)

【9・10月号掲載】関大150周年へ

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 昨年に設立130周年を迎えた関西大が150周年に向けた新たな構想「Ka
ndai Vision 150」が特設サイトで公開している。構想は20年後の関大のさらなる充実と発展を目指し策定された。
 
2008年に策定された長期ビジョンを踏まえ、14年4月に次期長期ビジョン策定専門部会を設置するとともに大学教育職員などで構成された立案作業部会を設置。約1年間をかけ、全体の将来像の素案を策定した。その後、新たに延べ120人以上の構成員が参加し各分野の目標を掲げた。
 
構想は全体の将来像と四つのサブテーマから構成されている。全体の将来像のテーマは「多様性の時代を、関西大学はいかに生き抜き、先導すべきか」。多様な文化と価値観を尊重し、強い意思を有する人材を数多く育てるとしている。
 また教育、研究、社会貢献、組織運営の四つをサブテーマとし、教育の将来像のテーマは「変化を続ける社会に、関西大学はいかなる人材を送り出すべきか」。社会の中で困難を克服できる「考動力」と新たな価値を創造し、多様性を生み出す「革新力」を養成する教育を展開するとしている。各テーマは将来の変化を踏まえつつ普遍性のあるものとなった。

確定的な目標ではないとしながらも、学生数などさまざまな数値を提示した。例えば、15年度には1127人だった外国人学生は、20年後のイメージは9千人と想定。学生構成の多様化と国際化を図ることが目的。20年後の学園をよりイメージするために、文章だけでなく各分野の数値を提示することになった。
 
また各学部、研究科ごとに前半10年の方向性を示したものを政策目標とし設定。法学部では法曹志望者への人的・物的な支援をより強化し、国際的に活躍するための教育プログラミングの導入を検討するなど、さまざまな政策目標を打ち立てた。全体の将来像の実現に向けた目標となる。
 
20年後の関大の充実・発展につながるよう、今後も体制を整備していくという。【松島裕規】

【9・10月号掲載】指パッチンのギネス記録 藤村聡之さん(経済・2年)

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 親指と中指で音を鳴らすフィンガースナップ(指パッチン)でギネス世界記録を更新した。昨年テレビのバラエティー番組に出演し、記録に挑戦。1分間に296回を達成し、新記録を樹立した。

 中学1年の頃、ドラムを演奏するように指でビートを刻みたいと思い、母親に指の鳴らし方を教わった。曲に合わせ練習するうちに音が出るようになり、現在は両手で高速の指パッチンができるまでに上達。初めは繰り返し鳴らすことで指に痛みを感じていたが、今では長時間鳴らし続けることもできるという。

 記録更新を目指したきっかけは、所属する軽音サークルの先輩から勧められたこと。朝日放送「探偵!ナイトスクープ」へ指パッチンの計測をしてほしいと依頼文を送ったところ、番組出演が決定。昨年11月の出演では非公式ながらも292回を記録した。その後同年末に再出演することになり、ギネス記録を18回上回る296回を達成。記録更新を果たした。「指パッチンがこんなことになるとは思いもしなかった。テレビ出演は本当に貴重な体験となっている」と振り返る。

 「高速で指パッチンができること以上に、曲に合わせて奏でられることが自慢だ」と話す。指パッチンを始めた頃から大好きなロックバンド「サカナクション」とセッションすることが夢だという。【堀江由香】

(提供写真)

初の東京開催 関大フェス

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 関西大は9月3日に「関西大学フェスティバル」を開催した。今年で3回目となる本イベントは初の東京開催。第1回目は福岡、昨年は香川で行われ、いずれも好評を博した。「母校を応援する気持ちはひとつ」を合言葉に大学と校友の絆を一層深めることを目的にしている。
 
 イベント当日には、ブースで関大オリジナルグッズの販売や入試相談が行われた。また、著名な卒業生たちによる企画も行われた。社会安全学部の客員教授を務めた春川正明さんの講演や林家染太ら落語家らの噺(はなし)で、会場は盛り上がりを見せた。
 
 創立130周年を迎え、20年後の指針を策定するなどさらなる発展を目指す関大。今後、より密接な大学と校友の関係が見込まれる。【松島裕規】

設立記念募金 20億円を達成

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 関西大財務局財務課は大学公式サイトで「創立130周年記念事業募金」受け付けの終了を4月に報告した。終了時点で募金は目標の20億円を突破していたという。昨年12月時点で目標金額の95%を超え、寄付者には記念品が贈呈された。
 
 募金は2014年6月から始まり、今年3月まで実施された。1口(2万円)以上の寄付をした個人に「関西大学130年のあゆみ」と題された記念誌とDVDを送付。
 
 記念事業・募金事務局は3月末に廃止された。今後は財務課が、「創立130周年記念事業・募金報告書」の作成と発行、千里山キャンパスに設置する「寄付者銘板」設置の準備を進めていく。【松島裕規】