千里山に消防車出動も出火なし

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千里山キャンパスに10日午前1時ごろ、多数の消防車が出動した。吹田市消防本部によると出火は確認されなかった。消防本部は、午前0時40分ごろ、通報を受け出動。出動台数は消防車、救急車合わせて13台に及び、パトカーも出動した。関西大学広報課によると、イノベーション創生センターの研究室で実験中に煙が充満。警備員が通報したいう。午前1時30分ごろには、キャンパス内の消防車などは撤収を始めた。

(写真は10日午前1時40分ごろ、図書館前の様子)

【6・7月号】昼行灯

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 自分に正直に生きていくことほど難しいものはない。日頃それを感じ、日々後悔して生きている気がする▼先日、年下のいとこと遊園地に行った際、メリーゴーランドを見つけた。私は幼少の頃からメリーゴーランドのとりこだ。年がいもなくメリーゴーランドではしゃぐのはさすがに気が進まないが、目に入った以上、乗らなければ気が済まない。半ば無理矢理、いとこを連れメリーゴーランドに乗り込んだ▼そこでふと周囲に目をやると、思っていたより人が多い。とっさに私は、「メリーゴーランドに興味ないけど、いとこに無理矢理乗せられて困っている大学生ですけど何か?」という演技をしてしまった▼そこからのことはよく覚えていない。覚えているのは困った顔をして、やや照れながらいとこの方を向いていたこと。余計な演技に気をとられ、肝心なメリーゴーランドの記憶は何も焼き付いていない▼普段も、ビデオ店で映画を借りる際には「別にディズニー好きじゃないけど頼まれて借りてるだけですが何か?」みたいな演技をし、ラーメン店に行くと、「今日は珍しく1人で食べてますけど何か?」みたいな演技をしながら食事をしている。すると結果的にラーメンの味よりも演技に夢中になってしまう。非常にもったいない▼自分に正直になることはやっぱり難しい。そして私はこのコラムを提出する際にも、必死に書いたくせに「急いで書いたから本気は出してないですけど何か?」みたいな演技をしている。

【6・7月号】「学生の力」生かしたビジネスプランコンテスト

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 新進気鋭の未来の起業家・ビジネスマンらが集うビジネスプランコンテストが、関西大で行われている。KUBIC(関西大学ビジネスプラン・コンペティション)は「商学部創設100周年記念事業」の一環として2006年にスタートした。今年で11年目となるコンテストだ。

 本選会は毎年10月に関大で開催される。名前は立方体を表すcubicから。積み木でさまざまな立体を作り上げていくように、知識や情報をうまく組み合わせて、新しいビジネスプランを作り上げカタチにする、という思いが込められている。

 コンテストのキャッチフレーズは「学生の力」。学生ならではの若い力を発揮し、柔軟な発想で考案されたビジネスプランが毎年集まる。

 また、関大生だけでなく他大や高校からの応募も呼びかけている。昨年は合計1742件の応募があった。

 「学生の力」を発揮するのは応募者だけではない。コンテストは学生が主体となって運営も行っている。委員会は毎年、関大で開催される本選会の準備を担当する。加えて、委員会内で2班に分かれてKUBICの宣伝・広報活動、商品の企画活動にも取り組む。関西大生協のパン店「サンメド」とコラボしてユニークな手作りパンを販売する「パン企画」を行うなど、精力的に活動している。

 本年度のビジネスプランの応募は6月11日に締め切られていて、本選会は10月8日に開催される予定だ。実行委員会代表の福田真亜子さん(同・3年)は、「毎年の目標は本選会を成功させること。1個でも、良いKUBICにしたい」と意気込みを語った。

【6・7月号】女子大生アイドル「Silk♡Parfait」

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 「Silk♡Parfait(シルクパフェ)」は関大生4人と専門学生1人の計5人で活動しているアイドルダンスコピーグループだ。普段はキャンパス祭に参加したり、千里山キャンパス内の悠久の庭で昼休みに学内ライブを行ったりしている。さらに、校外で行われるライブやイベントに参加することも多い。

 「シルクパフェ」は「パフェの妖精」をコンセプトとして活動。「名前のインパクトから覚えてもらいやすいし、いろんな食べ物が詰まったパフェのようにさまざまな魅力がある自分たちを見てほしい」とメンバーの林田智聖(ちさと)さん(商・3年)は話す。

 普段の練習では観客を意識して練習に取り組んでいる。さらに、コピーするアイドルたちそれぞれの踊り方の特徴を細かく分析した上で練習を行う。「自己満足で終わるんじゃなくて、お客さんをちゃんと笑顔にできるパフォーマンスがしたい」と林田さんは話す。

 各グループの表現力やダンスパフォーマンスから女子大生アイドルの頂点を決定するため、6月21日に開催されたユニドル関西大会。他の学生アイドルとは違う「かわいいだけじゃない」自分たちを表現するために、パフォーマンス中の「かわいらしさ」と「格好良さ」の切り替わりを意識したという。曲選びをメンバー全員で行い、衣装作りにも取り組んだ。 大会当日は、大学生や仕事帰りのサラリーマン、外国人留学生など幅広い層のファンが会場に足を運んだ。関西外大に通う学生は「雰囲気の切り替えも上手だったし、メンバー全員が表情豊かで、見ていて楽しかった」と舞台の感想を話した。

 8グループが大会に出場する中、「シルクパフェ」は見事優勝を勝ち取った。リーダーの山本有紗さん(商・3年)は「パフォーマンス中に聞こえてくる、自分たちの名前を呼ぶ会場からの声に圧倒された。本大会優勝というお土産を関西へ持って帰れるように頑張ります」と東京で行われる全国大会に向けて意気込みを語った。

ユニドル

左からメンバーのきらりさん、ちさとさん、ありささん、ゆいさん、りなさん

(6月21日・梅田amHALLで 撮影=有賀光太)

【6・7月号】社会にプラスの経済効果を 宮本勝浩名誉教授

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 「ネコノミクス」と呼ばれる猫ブームの経済効果は2兆316億円——。関西大大学院の宮本勝浩名誉教授(71)が算出したデータだ。これまで、あべのハルカスの完成や大阪マラソンの開催、アイドルグループAKB48の選抜総選挙など、いくつもの社会現象やイベントの経済効果を試算してきた。近年では、メディア出演やニュースでも取り上げられる有名な教授だ。

 普段は理論経済学を専門に研究している宮本教授。地域の活性化を目的に、経済効果を算出する。活動はメディアや地方自治体からの依頼だけでなく、自分が単純にやりたいという理由で取り組んでいるという。「(経済効果の計算は)趣味で始めた。気がついたら、メディアからの取材がたくさん来ていた」と笑う。

 「経済効果」とは「ある出来事が起きた際にどのくらいお金が動いていたか」を計算した数値。コンサートを例に挙げると、入場チケットやファンの交通費、CDやグッズの売り上げによる「直接効果」や、ファンが利用した飲食店で使用される原材料の売り上げといった「一次波及効果」。そして飲食費や会場で働く人の賃金が上がるといった「二次波及効果」。3つの効果を「産業連関表」という統計表をもとに計算した数字が「経済効果」になる。

 初めて経済効果の計算に取り組んだのは2003年の阪神タイガース優勝。当時、大阪府立大に教員として勤めていた宮本教授は「教室で数学の授業をやるよりも、具体的なものを計算した方が面白い」と思い立ち、学生とともに阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)へ出向いた。買い物客にアンケートを取るなど緻密な調査を行い、阪神タイガース優勝に伴う1481億3000万円の経済効果を算出。「データに基づいて、ちゃんと計算していること。そして、実際に事態が起きた後の実証をしっかりと行うことが、経済効果の算出にあたって必要なこと」と語る。

 さまざまな社会現象による経済効果について取り組んでいるが、不祥事による経済効果の依頼は断っている。「みんなが見て楽しくなれるようなものをやってきた。有名人やタレントが悪いことした時の損失は絶対に計算しない」とポリシーを話す。毎年平均10から15の経済効果を計算している宮本教授。今後も「知った人が楽しめて元気が出るような出来事の経済効果」を出すため日々研究に励む。

宮本教授

宮本勝浩教授(提供=関西大広報課)

【6・7月号】20歳に美味しく楽しく19歳が作る酒

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 19歳の若者が日本酒造りを行う「19歳の酒プロジェクト」。19歳の酒プロジェクト実行委員会主導で、参加者が酒造りのさまざまな作業を経験できるように農家や蔵元の協力を得て運営している。参加者は19歳になる年に田植えや稲刈りなどの農作業から作業に関わり、酒造りを一から始め、20歳を迎えて自分たちが作った酒を飲む。

 同プロジェクトは2011年から始まり、5回目となった今年は計36人が参加した。1回目のプロジェクトから毎年、完成した酒はプロジェクト名にちなんで「19歳の酒」と名付けられている。田植えから始まり実際に酒が完成するまでおよそ1年かかる。今年の酒造りのための田植えは昨年の5月末に行われた。稲刈りをした後には酒造りに関わる過程として、材料に使用するための米を蒸す作業や発酵の作業などに参加者は携わさせる。    

 プロジェクトには、関西に住む19歳の人ならば学生、社会人問わず誰でも参加することができる。今年の参加者の一人が、関大生の辻拓海さん(文・3年)だ。辻さんは関西大の日本酒同好会「紅灯会(こうとうかい)」に所属している。 かつて実家が酒蔵を営んでいたため、辻さんは幼い頃から酒造りに興味を持っていた。しかし、プロジェクトに参加するまで酒造りに関わる作業を全て経験したことがなかった。酒米を研いだり蒸したりした後には、必ず機械の洗浄を行うことを例に挙げ、「プロジェクトで酒造りでは道具の清掃が非常に大切だということを知った」と振り返る。酒造りそのもの以外にも時間と労力がかかることを学んだという。20歳になり、完成した酒を飲んだ感想について「愛着が湧いて、格別に美味しかった」とうれしそうに話した。

 5月18日から23日まで高島屋大阪店(大阪市中央区)で開催された「日本酒祭」でも「19歳の酒」は販売された。今年出来上がった19歳の酒は去年の物より甘みと喉ごしが強いと辻さんは話す。イベントで販売の作業にも携わった辻さんは「酒作りのエピソードを聞いて買ってくれる人がいたことがとてもうれしかった」と笑顔で話した。現在、「19歳の酒」はかどや酒店(大阪府茨木市)で販売されている。

辻さん

「19歳の酒」を持つ参加者の辻拓海さん(文・3年)

お酒

完成した「19歳の酒」

(6月8日・関西大千里山キャンパスで 撮影=上野真奈未)

【6・7月号】本場のシェフが作るインドカレーはいかが?

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 阪急千里線関大前駅から千里山駅方向へ5分ほど歩くとインドとネパールの国旗が目立つカレー店がある。5月16日にオープンした「ニュータージマハルエベレスト関大前店」だ。インドで修行をした料理人が、本場の味を提供している。

 看板メニューはインドカレー。 料理にはインドから直接仕入れているスパイスを使用している。カレー以外にもタンドリーチキンやマライティッカなど、円筒状の土窯「タンドール」で調理を行う料理「タンドリー」もメニューとして販売している。タンドリーは多くのインド料理店で提供されているという。

 店ではカレーと一緒にナンもタンドールで焼き上げている。ナンは注文が入ってから焼くため、できたてが食べられる。「ランチタイムはナンが食べ放題なので学生にもお薦めだ」と店長は話した。

カレー

ランチAセット 税込み890円(撮影=上野真奈未)

【6・7月号】海を駆ける新星 高野芹奈さん(人健・1年)

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 1人の関西大生が、2016年に開催されるブラジル・リオデジャネイロ五輪に挑む。「こんな素晴らしいスポーツは他にない」。力強く語るのは「海のF1」とも呼ばれるスポーツ、セーリングの日本代表高野芹奈(せな)さん(人健・1年)。今年3月、アラブ首長国連邦で行われたアジア選手権でペアの宮川恵子さん(30)と出場した。結果は見事優勝。五輪出場が決定した。

 高野さんが出場する種目は49erFX級。ヨットの全長が4・99㍍あることが競技名の由来だ。船はかじを取るスキッパー、帆を操作するクルーの2人で動かす。49erFX級は最高時速40㌔で海上を駆ける。オリンピックでは20チームが同時にスタートし、折り返し点を回ってスタート地点へ戻るまでの順位を争う。1日に2、3レースし、これを7日間続ける。

 中学3年生の頃、友人の誘いでヨットに乗ったのが、高野さんのセーリング人生の始まり。セーリングにはまった高野さんは、わずか3年半という短期間で五輪出場を決めた。「優勝は風も味方してくれた。今まで以上の実力を発揮できたと思う」と持ち前の笑顔と明るさを見せた。

 普段は和歌山県でトレーニングしていて、7月から本番に向けてブラジルへ向かう。日本代表だという自覚が湧いてきたとともに、不安も感じているという。しかし、今大会の五輪の目標は表彰台に立つこと。「以前は全出場20チーム中5チームでも抜かすことを目標としていたが、何か物足りなくなった。金メダルを取りたい気持ちがあれば(表彰台に)行けるのではないか」と意気込んだ。49erFX級の試合は日本時間で8月13日から19日の7日間にわたって行われる。

高野さん

愛機に寄り添う高野さん (撮影=香川澄人)

【6・7月号】関関戦悲願達成ならず 健闘むなしく8連敗

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 第39回総合関関戦が6月17日から19日までの3日間行われた。今年の試合会場は関西大。前哨戦を8勝7敗と勝ち越し、今年こそは連敗から脱しようと意気込んだ。しかし一歩届かず関西学院大に惜敗し、今大会成績15勝17敗で関関戦は幕を閉じた。

 1978年から始まった関関戦は今年で39回目を迎えた。関大と関学の体育会が互いに試合経験を積み、さらなる躍進を目指すという目的で開催されたのが始まりだ。以降、両大学はライバルとして戦い続けている。今年のスローガンは「」。一人一人が関関戦にに向き合い、志を持って戦おうという意味を込めて掲げられた。

  2015年度までの通算成績は16勝21敗と苦い結果を残している関大。特に2009年からは7連敗と苦しい戦いを強いられてきた。今年は8年ぶりに総合優勝を果たすべく前哨戦からな試合が繰り広げられた。

 6月5日に行われた射撃部の試合には、ワールドカップ出場予定の綾佑選手(文・2年)を含めた6人が出場。安定感のあるプレーを見せ、関関戦での20連勝を果たした。他にも柔道部や馬術部など多くの競技が健闘を見せ、全体では8勝7敗と、前哨戦を勝ち越して17日からの本戦に挑んだ。

 本戦に入っても関大は善戦し、勝利を重ねた。2日目終了時点での成績は12勝12敗と、近年まれに見る混戦状態になっていた。

 そして迎えた最終日。あいにくの雨天で中止になる競技があったにもかかわらず、多くの応援が駆け付け関大を後押しした。

 長年、関関戦の勝利から遠ざかっていたバレーボール部は女子が粘りのプレーで白星をつかむ。男子が惜敗するも、総得点数で勝ち越し、勝利を収めた。しかし8連覇に燃える関学に意地を見せつけられ、この日の成績は3勝5敗と負け越しに終わった。

 前半の勢い一歩及ばず、最終的には15勝17敗で敗北。8年連続で優勝を逃した。だが、今年は昨年までとは一味違う熱い戦いを見せた関大体育会。来年こそ大願成就、悲願の優勝を期待したい。

関関戦

開会式の様子(6月17日・関西大学中央グラウンドで 撮影=上野真奈未)

フリーペーパーでチョコレートの魅力を発信

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 商学部岩本ゼミの企画として発足した「関大ちょこ部(以下、ちょこ部)」が、フリーペーパー「しょこらーで。」を先月20日に発行した。ショコラーデは、ドイツ語でチョコレートを指す言葉。阪急神戸線沿線にあるチョコレート店4店舗を紹介している他、チョコレートに関する豆知識や1000円以内で簡単に作れるオリジナルレシピを掲載している。

 「たくさんの人に手に取ってもらえるよう、表紙に手書きのイラストを採用して温かい雰囲気のデザインを心掛けた」と、副代表を務める新山穂波さん(商・4年)は話す。「しょこらーで。」には紹介した4店舗のクーポン券を付け、読者が実際に足を運びたくなるような工夫も凝らした。

  「チョコを通して驚きと幸せをお届けする」という活動理念を掲げるちょこ部。代表の竹嶋翔さん(同・4年)は「おいしい店が埋もれているのは、もったいないと思った。チョコレートの作り手がどのような思いを込めて作っているかという、普段だと知れないことまで読者に伝えたかった」と、フリーペーパー制作のきっかけを語る。読者に各店舗の個性を伝えるために、取材時には店長がパティシエになった理由などチョコレートを作った人の背景にまで迫ったという。「店の魅力を知りたいという思いを相手にぶつけたことで、たくさんの引き出しを開けることができた」と、新山さんは振り返る。
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発行された「しょこらーで。」
イラストや写真を入れ、デザインに工夫を凝らした。
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「しょこらーで。」を手に笑顔を見せる新山さん
(撮影=森本ひなの)