千里山に消防車出動も出火なし

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千里山キャンパスに10日午前1時ごろ、多数の消防車が出動した。吹田市消防本部によると出火は確認されなかった。消防本部は、午前0時40分ごろ、通報を受け出動。出動台数は消防車、救急車合わせて13台に及び、パトカーも出動した。関西大学広報課によると、イノベーション創生センターの研究室で実験中に煙が充満。警備員が通報したいう。午前1時30分ごろには、キャンパス内の消防車などは撤収を始めた。

(写真は10日午前1時40分ごろ、図書館前の様子)

文化フェスティバル2017

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「走れ文化の閃光よ!~関大に射す芸術の光~」文化フェスティバル2017のテーマだ。27団体が所属する関西大学文化会にとって最大のイベントが千里山キャンパスで13日に開幕した。今年は16団体が悠久の庭、凛風館1階、KUシンフォニーホールなどで公演、展示をする。毎年行われる各団体同士の合同企画では、邦楽と茶道、写真と書道など文化フェスティバルならではのコラボが見ることができる。

文化会が主催する文化フェスティバルは、文化会に所属している団体の交流を目的として始まり、今年で32回目を迎える。各団体から集まった学生が実行委員会として企画、運営しており、昨年12月から会議を重ね、準備をしてきた。普段、部室は近くても話すことがない団体の人とも、一緒に準備をしていく中で関わることが多くなる。立て看板の設置など宣伝を担当する情宣局長の宮澤朋美さん(軽音楽部Ⅰ部・3年)は「局長として大変なこともあるけど、今まで関わりがなかった(違う団体の)人に協力してもらうことがあり、やってよかった」とうれしそうに話す。

期間中、各公演・展示会場で行われるスタンプラリーでは、一等がディズニーランドのペアチケットなど豪華賞品が並ぶ。文化フェスティバルは28日まで開催。関大生による文化と芸術を楽しんでみるのもいいだろう。

【3・4月号掲載】兄弟でドラマ制作 「素潜り旬探偵事務所」

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 中村雄大さん(総情・4年)が兄と作り上げた短編連続ドラマ「素潜り旬探偵事務所」がユーチューブにて公開されている。約5ヶ月かけて制作し、2月に完結を迎えた。
 中村雄大さんは、映像制作団体で得た技術を活用し、映像の自主制作を行っている。1つの作品で監督、撮影、編集、さらに出演までこなしたのは今回が初めて。「映像制作の全てをこなす人材に憧れている。いずれは自分もそうなりたい」と抱負を語った。
 物語は全4話の1stシーズンと、全6話の2ndシーズンで構成される。1stシーズンは、最弱な探偵がさまざまな男に立ち向かっていく姿を、2ndシーズンは、バディとの関係性をコミカルに描いている。
 主演の素潜り旬を演じたのは兄の中村修人さん(24)。物語の完成を経て「何もできない弱い探偵を演じたことで、探偵=秀でた能力を持った者という固定観念を崩した作品ができた」と笑顔を見せた。
 中村兄弟にとって、映像は全てを詰め込める媒体。今回の作品についても「兄弟のやりたいことが全て詰まった作品に仕上がった」と自負した。続編の制作も検討中だ。 【堀江由香】
「素潜り旬探偵事務所」 全10話
素潜り旬探偵事務所への依頼はこちら
sumogurishun@yahoo.co.jp
(素潜り旬探偵事務所 第5話「探偵と探偵と探偵」より」

2017年度 入学式

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 千里山キャパス中央体育館で1日、平成29年度入学式が行われた。寒空の中、新入生約7200人がこれから始まる大学生活への期待と緊張を胸に関西大学の門をくぐった。

 式では新入生に対し、芝井敬司学長が本を読むことの大切さについて語ったほか、特別映像で在学生の宮原知子(文・2)さんによる激励のメッセージが送られた。また、放送研究会・混声合唱団・交響楽団など、在学生も式に参加し、雰囲気に彩りを加えた。

 新入生の中には、留学生の姿も見えた。中国からの留学生の刘越(リュウエツ)さんは、一昨年から日本に留学。「大学生活でやりたいことがまだ見つかってないが、日本の空手に興味があるので新しく始めたい」と流暢な日本語で話した。

 環境都市工学部に入学した和田貴暉さんは、「友達ができるか不安だが、サークル活動など大学生活を楽しみたい。将来の夢は都市を造ることで、大学でその分野の勉強をできることがうれしい」と期待に満ちた表情で話した。【徳田総一郎】

【9・10月号】関大生署名活動 医療整備を求め

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 北海道八雲町にある国立病院機構の八雲病院が札幌市に機能移転することをめぐり、関西大生を含めた患者会「八雲病院のチーム医療を守る会」が治療体制の整備を求める署名活動を行った。

 八雲病院は、鼻マスク人工呼吸療法を日本で唯一チームとして行っている。患者会の発起人の一人、濵谷美綺さん(社・3年)は先天性ミオパチーを患い、呼吸器周辺の筋肉が弱っているため鼻マスクでの生活が欠かせない。年に1回八雲病院に通い、検査入院の他にもマスクの調整や日常生活の相談をしている。

 数年後には、八雲病院の神経筋医療機関を移転することを厚生労働省が決定した。交通の利便性を高めるためだ。移転によって鼻マスク人工呼吸療法を行っているチームが解体されるのではないかと、濵谷さんらは危惧する。「移転に関するシンポジウムに知り合いの患者さんと主治医さんが出席したが、納得できる話ではなかった。さらに公開されたはずのシンポジウムの動画や録音も消されたことに危機感を持ち、この署名活動を始めた」と話す。

 署名は今年3月と7月の2度に渡って、延べ1600筆を集め要望書を厚労省に提出。署名活動は関大でも行われ、学内だけで800筆を集めた。濱谷さんは「協力していただいたことについて感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

【9・10月号】生体模倣の世界へ 小中高生へ向け講座開催

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  関西大千里山キャンパスで8月8日、小中高生を対象とした見学会「生体模倣(バイオミメティクス)の世界への誘い」が開催された。

 生体模倣とは、主に電子線顕微鏡(SEM)を用いることで生体の機能や構造を分析すること。微細加工装置を用いて模倣し、主に工学・化学・医療分野に応用する技術だ。ハスの葉を手本にしたはっ水加工技術やトンボの飛び方をまねたロボットなどが挙げられる。適者生存が働く生態系の中で進化した生物を模倣することは、特定分野での技術力の底上げにつながるとして注目されている。

 講座では、体験や実演を交えて、生体模倣に関するこれまでの取り組みなどが話された。またSEMによる生物の観察や、システム理工学部が開発した「蚊を模倣した注射針」「タコを模倣したロボットグリッパ(主に産業用ロボットに使われる、物体をつかむための関節のない部品)」などの実演が行われた。

 当日は小中高生と保護者を含め、50人以上が参加。講座を実行したシステム理工学部の青柳誠司教授は「アンケートの中では『面白かったけど少し難しかった』などの意見が寄せられたが、生体模倣のすごさは伝えられたと手応えを感じている」と語った。

【9・10月号】お客さんとのつながりを大切に 落語大学公演ボランティア

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 今年で創立54年目を迎える文化会落語大学では、10年以上前から落語の公演ボランティアを行っている。

 公演は2席から5席ほど。約2時間かけて噺(はなし)を披露する。「お客さんとの距離が近くて、勉強になることが多い」と渉外担当の関大亭治恩(本名=日栄健)さん(法・3年)は話す。

 日頃行っている寄席では客が落語を聞きに来てくれるが、自分たちから公演をしに行くボランティアでは予想外の状況になることもあるそうだ。「お祭りの余興として公演ボランティアをした時は野外で子どもたちに囲まれて落語をした。子どもたちの心をつかむのが難しかった」と振り返る。どんな状況でも客と一人一人コミュニケーションを取るように公演をすることが大切だと続けた。

 現在は1カ月に2回ほど公演ボランティアを行う落語大学。「2年以上のお付き合いがあるところもあれば、新しく連絡をして下さるところもある。そんなつながりを大切にしていきたい」と話した。

 今年の11月に引退する治恩さん。続く1年生は、10月ごろ初高座に臨む。「入部したてのころは緊張しながら公演をしていたが、今では自信を持って落語をすることができるようになった。後輩たちには胸を張って公演ボランティアをしてほしい」とエールを送った。

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公演中の関大亭治恩さん(本人提供)

【9・10月号】関大生監修 夏を彩る海の家

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 この夏、関大生が和歌山県の海を熱くした。人間健康学部の安田忠典ゼミの学生らが、7月15日から8月15日まで田辺扇ヶ浜海水浴場で海の家を開いた。調理や接客などをはじめ、学生主導で運営を行った。

   関西大と田辺市は連携して地域の活性化を図る和歌山県の「大学のふるさと」協定を結んでいる。昨年は同市の祭りにゼミ生が参加したこともあった。今回の企画はより深いつながりを目指して同市より発案された。

  海の家のコンセプトは「ハワイアン」。店ではロコモコやハンバーガーなどを販売した。メニュー決めや店内の装飾、運営方法も学生らが計画。地元の業者の協力も受けて準備を進めていった。期間中、学生らは市内の空き家を借り、泊まり込みで運営を行った。

 「全てがゼロからのスタートで、初めの頃は食材を発注する数やストックの量もまったく分からなかった」と話すのは、リーダーを務めた古川泰蔵さん(4年)。日がたつごとに慣れていき、順調に運営をすることができるようになったという。

  企画班として参加した泉芽衣さん(4年)は「この共同生活を通してゼミ生一人一人の性格や考え方を、徐々に理解できるようになっていった。海の家の運営面以外にも学ぶことがたくさんあった」と語った。普段とは異なる環境の中で、企画の全てに全力で取り組めたとゼミ生は声をそろえる。「遊びだけじゃない、バイトでもない、今までの夏休みとは違った『濃い夏休み』を過ごした、充実した1カ月間になった」と古川さんは笑顔で振り返った。 

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海の家を運営した安田ゼミ生

(提供=古川泰蔵さん)

【9・10月号】梅田キャンパス新設

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 関西大梅田キャンパス「KANDAI Me RISE(カンダイミライズ)」が10月1日、正式にオープンする。学生の新たな交流場所となることを目的として開設された。ビジネス支援をはじめとし、学生から一般向けまでさまざまなプログラムの開講が予定されている。

 梅田キャンパス内には一般向けの会員制異業種交流サロンや学生の就職活動を支援するキャリアセンター、講義を行うためのセミナールームなどの施設が備わっている。TSUTAYA BOOK STOREやスターバックスコーヒーなどが設置される1階と2階は一般開放され、多くの利用者でにぎわうことが予想される。

 阪急梅田駅から徒歩5分、JR大阪駅から徒歩8分と立地が恵まれている梅田キャンパス。「大阪の都市部にあり、一般の利用者や梅田周辺にキャンパスを持つ他大学の学生との交流が図りやすくなる。また、特定の学部を設置しないため、学部の枠を越えた取り組みを行える」と梅田キャンパス開設準備室課長の服部真人さんは話す。

 起業を支援するための「スタートアップ支援」事業など、起業関連の講義やセミナー、学生と支援者をつなぐ交流会も予定されている。関大生だけでなく、一般の利用者も参加が可能。「セミナーなどの講師も関大教員に限定せず学外から講師を呼ぶので、多様な視点からの学びを実現できる」と話した。

 梅田キャンパスの愛称「KANDAI Me RISE」には、関大生(Me)が将来大きく飛躍(RISE)できるようにという願いが込められている。500件以上の応募の中から、関大創立130周年のスローガン「この伝統を、超える未来を。」に意味が重なる名称が選ばれた。

 室長の吉原健二さんは「学生らと職員が、地元の人たちとともに関大をはじめとした大阪の活気の中心になってくれれば」と梅田キャンパスに期待を込めた。

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梅田キャンパスの外観(撮影=村上亜沙)

【6・7月号】昼行灯

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 自分に正直に生きていくことほど難しいものはない。日頃それを感じ、日々後悔して生きている気がする▼先日、年下のいとこと遊園地に行った際、メリーゴーランドを見つけた。私は幼少の頃からメリーゴーランドのとりこだ。年がいもなくメリーゴーランドではしゃぐのはさすがに気が進まないが、目に入った以上、乗らなければ気が済まない。半ば無理矢理、いとこを連れメリーゴーランドに乗り込んだ▼そこでふと周囲に目をやると、思っていたより人が多い。とっさに私は、「メリーゴーランドに興味ないけど、いとこに無理矢理乗せられて困っている大学生ですけど何か?」という演技をしてしまった▼そこからのことはよく覚えていない。覚えているのは困った顔をして、やや照れながらいとこの方を向いていたこと。余計な演技に気をとられ、肝心なメリーゴーランドの記憶は何も焼き付いていない▼普段も、ビデオ店で映画を借りる際には「別にディズニー好きじゃないけど頼まれて借りてるだけですが何か?」みたいな演技をし、ラーメン店に行くと、「今日は珍しく1人で食べてますけど何か?」みたいな演技をしながら食事をしている。すると結果的にラーメンの味よりも演技に夢中になってしまう。非常にもったいない▼自分に正直になることはやっぱり難しい。そして私はこのコラムを提出する際にも、必死に書いたくせに「急いで書いたから本気は出してないですけど何か?」みたいな演技をしている。