【11・12月号掲載】海外文化を身近に 国際交流フェス

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   関西大国際部主催の「国際交流フェスティバル2018~ワールドトラベル〜」が10日、吹田市の夢つながり未来館ゆいぴあで開催された。関大の留学生らが母国の文化を紹介し、地域の子どもたちにそれぞれの国の文化を知ってもらうことが目的。

   今回は、英国、オーストラリア、中国、韓国、台湾、香港、ベトナム、インドネシアの計八つの国と地域出身の学生が参加した。留学生の多くはグローバル・ティーチング・アシスタント(GTA)として、普段は千里山キャンパス内のMi-Roomで、英語や母国語を関大生らに教えるセッションを担当している。

 GTAは、子どもに人気のあるキャラクターを使ったり、ダンスを踊ったりして自国の文化を説明。子どもたちはスタンプラリーをしながら各ブースを楽しんだ。また、風呂敷包み体験や和太鼓体験など日本の文化を楽しめるコーナーもあった。

   参加した子どもは「ダンスを踊ったのが楽しかった。他の国のことをもっと知りたい」と笑顔で話した。【岩崎奈々】

【11・12月号掲載】「地方の時代」映像祭 地域の姿伝える

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   第38回「地方の時代」映像祭の贈賞式が10日、千里山キャンパスで開催された。全国から集まった293の映像作品の中から、34の入賞作品を表彰。グランプリ受賞作品の上映やシンポジウムなども行われた。

    同映像祭は「地域・地方からわが国のあり方を問う」をテーマに、毎年、全国の放送局やケーブルテレビ局、市民や学生などから作品が寄せられる。贈賞式は、放送局部門をはじめ四つの部門ごとに行われた。受賞者は壇上で感謝などを述べ、会場は大きな拍手に包まれた。

   今年は沖縄テレビ放送制作の「菜の花の沖縄日記」がグランプリに輝いた。関大からは、市民・学生・自治体部門で3作品が入賞。総合情報学部・岡田朋之教授のゼミ制作の作品が優秀賞を受賞し、社会学部・里見繁教授のゼミ制作の作品と社会学部・黒田勇教授のゼミ制作の作品は奨励賞に選ばれた。

   11〜15日は千里山キャンパスで、16日は梅田キャンパスで入賞作品や参加作品が上映された。【前田絵理香】

【11・12月号掲載】関大前で大行列 タピオカドリンク

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 千里山キャンパス正門前に開店したタピオカドリンク専門店「電球君」。学部卒業生が経営者の1人で、10月8日からのテスト営業を経て、10月16日に正式オープンした。

 開店初日は関大生が店先にまで行列を作り、大きな話題を呼んだ。一番人気は「タピオカミルクティー」(税込み350円)。台湾から輸入した茶葉や手作りの黒糖タピオカなど原料にこだわり、台湾ティー専門店として知られる「Gong cha(ゴンチャ)」と同じものを仕入れている。

 店長の松部憲治さんは「テスト営業時は、タピオカの芯が残るなど問題があったが、おいしいタピオカドリンクを常に提供できるよう奮闘中」と語る。ドリンクは夏場がメインのため、経営を軌道に乗せるべく冬場はベビーカステラを販売する予定。定休日は日曜日で、営業時間は午前10時から午後8時半まで。【元川紬】

【11・12月号掲載】 博物館実習展を開催 学芸員への第一歩

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 関西大博物館で11~16日にかけて「関西大学博物館実習展」が開催された。学芸員を目指す学生たちが主体となって取り組み、多くの人が訪れた。

 実習展は、学芸員資格取得を目指す授業の一環として毎年行われ、関大生だけでなく社会人や他大学の学生も参加している。受講者は7~8人ごとに四つのグループに分かれ、企画から資料の収集・図録の作成・展示までを行う。学芸員について学んだり、実際に博物館に行き話を聞いたりして得たことを披露する場だ。

   今年は、「HAKO-20世紀以降における文房具としてのハコ-」「食いだおれ-近世から現代へ-」「畏れの姿-江戸時代の人々の視点」「茨木の潜伏キリシタン~ザビエル像発見のエピソード~」の四つのテーマで実施。くいだおれ太郎の歴史年表や東海道中膝栗毛、満州鉄道で使用されていた貴重な文箱などさまざまな史料を展示し、学生が来場者に展示品の説明を行う場面も多く見られた。

  「食いだおれ-近世から現代へ-」を担当した、眞澤琴実さん(文・3年)と仲野幸さん(文・3年)は「資料の読み取りが正しいか、作成した図録に間違いはないかなど真実を伝えることに苦労した。(くいだおれ太郎を管理する)『くいだおれ太郎プロジェクト』の協力もあり、魅力的な展示になった」と語る。【中山晃大】

【11・12月号掲載】過去最多10万人が来場 秋彩る 統一学園祭

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   第41回関西大統一学園祭が1〜4日にかけて千里山キャンパスで開催された。4日間で過去最多の10万人超が来場。秋晴れの下、ステージ企画や模擬店などさまざまな企画がキャンパスを彩った。

    今年のテーマは「Join us!!!〜あなたが居て はじまる学園祭〜」。学園祭に携わる全ての人に、学生が創りあげる企画や発表の場を通して、人とのつながりの大切さを再認識してほしいという思いが込められている。

    今年は来場者数10万人を目指し、実行委員たちがさまざまな活動を実施した。今まで以上にツイッターやインスタグラムなどの会員制交流サイト(SNS)を活用。梅田のヘップファイブ前のビジョンで告知動画を流したり、実行委員がラジオ番組に出演したりして、広報活動により力を入れた。統一学園祭実行委員会・常任委員会委員長の佐藤佑樹さん(経・3年)は、「10万人は委員長になったときからずっと目標の数字だったので、達成できてとてもうれしい」と話す。

    悠久の庭やあすかの庭などで行われたステージ企画では、部活動やサークル、実行委員会による歌や踊りなどが披露された。出演者と観客が一体となり、大盛況に終わった。

   195の団体が出店した、フランクフルトや焼き鳥などの模擬店にもたくさんの人が集まりにぎわいを見せた。教室企画では、さまざまな団体が展示やクイズなどを企画し、幅広い年代の人が楽しんだ。

   また、今年もたくさんのゲストが訪れた。お笑いライブには、お笑い芸人のアキナ、吉田たち、スーパーマラドーナが登場。4人組ロックバンドのKEYTALKと5人組ロックバンドのキュウソネコカミによるライブやタレントのベッキーさんによるトークショーも行われた。

    佐藤さんは「準備で大変なときもあったが、たくさんの人の笑顔が見られてとてもうれしかった」と語った。【前田絵理香】

【10月号掲載】憩いの場 凜風館

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 有意義な学生生活を見いだす場として建てられた凜風館は活気に満ちあふれている。中でも交流の場として広く利用されているのが、キャンパス最大の学生食堂と本格的なベーカリーカフェ。120本の桜が植えられた屋上庭園は春になると多くの学生が花見に訪れる名所だ。今回は凜風館の憩いの場3カ所に着目した。【元川紬】

 

学生の満足が前提条件 大きな学生食堂の裏側

 凜風館で最もにぎわっている、ダイニングホール・ディノア。千里山キャンパス最大の食堂で、座席数は約1000席、メニューは100種類以上に及ぶ。昼休みは空席を探す学生が目立ち、大混雑は日常茶飯事。総勢約70人の従業員がせわしなく働き、安心安全な食事を安価で提供する。

  運営元は関西大生活協同組合。全国大学生活協同組合連合会に属さず、独自企画やメニューを開発する。単独運営のため、食材の確保や管理、価格交渉、メニュー開発に苦労するという。名物の関大プリンは独自メニューの一つだ。全卵を使用する市販品と異なり、卵黄のみを使用するぜいたくなプリンは1個180円。たとえ利益を減らしても、学生の満足が前提条件という。

 従業員は仕込み、調理、盛り付け、洗浄、ホール、レジに分かれて働いているが、ピーク時は役割と関係なく作業する。従業員同士で協力し合い、キャンパス最大の食堂を円滑に運営している。

  健康意識を高める狙いの100円朝食は2年前から始まった。赤字を出していたが、今年から大学の援助が始まり、来年以降も継続可能に。メニューを改良し、1食の売価は400円で設定されている。試行錯誤を重ね、味や価格だけでなく健康に考慮した食事を提供している。関大生活協同組合の尾形恒さんは「カップ麺を食べるくらいなら、健康のためにも食堂で安価なうどんなどを食べてほしい」と熱弁する。

 魚離れが叫ばれる中、秋学期の開始と同時にサンマの塩焼きの販売が始まった。豚汁付きの定食は450円とお買い得だ。定食を食べた田中早希さん(文・ 2年)は「肉より割高な印象の魚が、安く手軽に大学内で食べられてうれしい」と笑顔で話した。販売期間は10月末までの予定。

 

 

プリンの焼き上がりを知らせる尾形恒さん(撮影=元川紬)

 

 

 

大学内でカフェ気分 本格的な焼きたてパン

 本格的な焼きたてパンを安価で提供する、ベーカリー&カフェサンメード。約100席を有し、パンやサンドイッチだけでなく、ドリンクやソフトクリームも販売する。学内でカフェ気分が味わえると好評だ。

  パンは1次発酵が済んだ冷凍生地を仕入れ、2次発酵からは通常のパン屋と同じ手法で製造。冷凍生地は大手パンメーカーが開発したもので、毎日焼きたてを提供する。学生向けのため、安価で財布に優しいのも魅力だ。

 売れ筋商品はマスクメロン餡(あん)とホイップクリームを挟んだ関大メロンパンや季節の企画物といった季節に合わせて作っているパン。今秋のフェアでは角切りのリンゴとアールグレイ茶葉が練りこまれた、香りも楽しめる紅茶アップルカスタードドーナツが人気を集めている。

 期間限定で販売するドリンクや、ソフトクリームにトッピングをしたサンデーは店長発案のオリジナルの商品が多い。タピオカが入った「氷いちごみるく」を販売。中には赤ジソを振り掛けられた、甘辛い味わいの珍しいサンデーも。店長の藤田知子さんは「学生の喜ぶ顔のために、冒険しすぎない程度の驚き要素を大切にしている」と語る。店を訪れた蓮井美希さん(社・2年)は「パンはおいしいし、友人としゃべるだけでなく、1人で勉強をするにも居心地が良い」と話した。

 

焼きたてパン(撮影=元川紬)

 

 

地球に優しい屋上庭園 関大生癒やしの空間

  緑あふれるキャンパスとの融合を目指す凜風館には大規模な屋上庭園がある。合言葉は地球に優しい建物。快適な空間と環境に配慮したキャンパスの実現のために、数々の工夫を凝らしている。

 120周年事業にちなんで植えられた120本の桜を中心に、ツツジやヤナギの木で屋上の全面を緑化している。都市の気温が郊外よりも高くなるヒートアイランド現象の抑制にもつながり、快適な空間に。室内外の温度差を減らし、冷房や暖房の使用を減らす効果もある。またエネルギー消費の増大によって大気中の温度を上昇させる熱汚染を防いでいる。

 さらに省エネルギー化を目指し、雨水を植物の水まきに利用するシステムで水資源を有効活用。水まきのタイマーも太陽電池で動かしている。また自家発電を行うために9台の風力発電機を設置。都心のわずかな風でも発電できる小型の風車を使って、屋上の限られた空間でも効率よく運用する。発電した電力は主に凜風館で使用し、余った電力は他のさまざまな施設に供給している。

 多様な草木が彩り、季節の訪れを知らせる屋上庭園。晴れの日は多くの人が昼食を取ったり、日なたぼっこをしたりする。ゆっくり過ごせるベンチが設置され、憩いの場として愛されている。梅田まで一望できる景色も評判だ。有田由希さん(商・3年)は「自然と触れ合うことが癒し。気分転換したいときに訪れる場所です」 と話した。

 

昼食を取る学生ら(撮影=元川紬

 

 

◆凜風館とは

 2006年に創立120周年事業の一環として、コミュニケーション広場の創出を目的に建設された総合学生会館。同系色で配列されたストライプ柄のタイルがおしゃれな建物は、竹中工務店が設計施工した。建物上部の外壁面には、からくり装置「カリヨン」を設置。校章をあしらった扉が定時になると開き、ベルが揺れながら学歌を演奏する。フロアは、1階がオープンスペース、2階が学生食堂、3階が物販店や美容院、4階が課外活動専用施設で構成される。屋上には庭園があり、学生の憩いの場として愛されている。

 

【10月号掲載】フェアプレーコーチ アメフト部に導入

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 関西大は、7月1日付でアメリカンフットボール部にフェアプレー専門のコーチが就任したと発表した。アメフトはルールが複雑で改正も多い。選手たちがよりフェアプレーの意識を持って、練習から取り組めるようにすることが目的。

 就任したのは同部OBの藤井克章さん。1996年から同部でコーチを務め、この20年はルール専門のコーチとして選手を指導してきた。また、30年近く学生アメフトなどの試合で審判員としても活動してきたことから就任に至った。

 同部の松浦雅彦監督は「反則をすると勝ちが遠のく」とフェアプレーの大切さを語る。フェアプレーの精神を胸に日本一を目指す。【前田絵理香】

【10月号掲載】色鮮やかな絵本に感動 博物館で企画展開催

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 英米児童文学を専門とする石原敏子名誉教授が集めた絵本を展示した企画展「絵本の小道を歩いてみると—石原敏子の本棚から—」が9月3日から29日にかけて、関西大博物館で開催された。子どもからお年寄りまで多くの人が訪れ、色彩豊かな絵本の世界を味わった。

 企画展では、石原名誉教授が10年かけて集めた絵本の中から、1960年代〜70年代の英米の絵本を中心に選定した約200冊を展示。石原名誉教授が好きな作家の絵本や美しいデザインの絵本などたくさんの作品を前に、来場客からは感動の声が上がっていたという。

 他にもまだ紙が貴重だった19世紀ごろに、子どもが汚しても洗えるようにと布で作られた絵本を展示。子どもの教育のために作られたABC絵本や楽譜絵本など普段は目にすることができない貴重な絵本も多く飾られていた。

 担当者の山下大輔さんは「(企画展で)多くの人が絵本に魅了され、子どもだけでなく大人も絵本を身近に感じてもらえていたらうれしい」と話した。

 24日には石原名誉教授による「絵本の変装/変奏—変わること/変わらないもの—」と題した講演会も開催。企画展や研究成果についての講演が行われた。【前田絵理香】

【10月号掲載】関大生憩いの場を目指して 笑顔ノキラメキ

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  関大前駅から約200㍍。多くのラーメン店が立ち並ぶ関大前通りに5月、ラーメン店「笑顔ノキラメキ」がオープンした。学生たちを中心に多くの人でにぎわう。

   京都を中心に営業する人気ラーメンチェーン「キラメキノ未来」が満を持して大阪に初出店。店名は一般公募の中から選ばれた。女性が一人でも入りやすいように、外装はかわいらしいデザインに設計した。

  人気は鶏白湯(ぱいたん)らーめん(税込み750円)。鶏を長時間煮込み、うまみが凝縮されたスープが食欲をそそる。食べ応え抜群のチャーシューや自家製麺も人気のひけつ。台湾まぜそば(税込み750円)も人気でピリ辛の台湾ミンチがクセになる。

   店長の亀山圭一さんは「関大生の憩いの場となれば」と語る。不定休で、営業時間は午前11時から午後3時と午後6時から午後11時。ラストオーダーはそれぞれ閉店時間の30分前。【前田絵理香】

 

鶏白湯らーめん

【10月号掲載】スカッシュ同好会復活 20年ぶり活動再開

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 関西大スカッシュ同好会が昨年11月、20年ぶりに活動を再開した。現在部員は4人で、復活を待ちわびていたOBたちの協力も得ながら、精力的に活動に励んでいる。

 スカッシュとは、四方を壁に囲まれたコートの中でボールを交互に打ち合うスポーツで、2020年の東京五輪の追加種目候補にも選ばれた競技だ。同団体はかつて、個人と団体の部で全国大会で優勝するほどの強豪だったが、阪神・淡路大震災で練習場所がなくなったことや部員の減少により、1997年から活動を停止していた。しかし、小学5年からスカッシュを始めた代表の中村留唯さん(総情・2年)が昨年、社会人サークルの練習に参加した際にOBと出会ったことがきっかけで活動を再開させた。

 練習は、京都の公営練習場やOBが所有する神戸の練習場などを借り、週に3〜4回程度行っている。練習場所を提供したり、練習相手になったりとOBの支援も手厚い。また、大会にも積極的に参加することで、入部を機にスカッシュを始めたばかりの加野佑依さん(総情・2年)も試合で勝利するなど、各選手力をつけてきている。

 中村さんと加野さんは「勝利を目指して真剣に練習をしている。試合にたくさん出場して、一つでも多く勝ちたい」と意気込む。また現在、部員が4人と少ないため、「20年ぶりに復活したからには部員を増やして、団体を存続させていきたい」と今後について語った。連絡は同団体のツイッター(@Kandai_squash)まで。【中山晃大】