関西学生アメリカンフットボールリーグ第4節が10月12日、京セラドーム大阪ほかで行われた。前節で6年ぶりに関学から白星を挙げた関大が14-7で立命を29年ぶりに撃破。61年ぶりの優勝へ大きく前進した。【10月12日 関大タイムス=UNN】

【写真】2TDを奪った関大のRB藤森(10月12日・京セラドーム大阪、撮影=近森裕加)
歴史が大きく塗り替えられた。勝利の瞬間、スタンドは歓喜で沸き、選手らは喜びを爆発させた。「まだ実感がない」と2本のTDを決めた藤森は信じられない様子。
前半から関大は攻めの姿勢を貫いた。この日の為に練ってきた作戦で鉄壁と言われる立命ディフェンスを混乱させた。「私たちは挑戦者。その気持ちを出していった」と磯和監督。
最初のチャンスは第2Q中盤にやって来た。QB原口からRB藤森が受け取るとディフェンスを交わし46ヤードのランで先制TD。「空いたな。これは(ゴールまで)持っていかなあかんな」。藤森は仲間が作ってくれた道を懸命に走り切った。
その後、立命に追いつかれ同点で迎えた第3Q。この日、2回目となるインターセプトをDB林が決めると、再び流れが関大に。再び藤森がTDを決め、勝ち越した。
昨季5位から快進撃を見せた関大。原口は「去年があるから、今がある。ゼロからではなく先輩の気持ちを継いだ」と話した。61年ぶりに甲子園の地に足を踏み入れるまで残り3試合。主将のLB大館は次戦に向けて「油断していたら足をすくわれる」と顔を引き締めた。
【大喜多理沙】