【3・4月号掲載】学問の面白さ 伝えたい 社会学部 三浦文夫教授

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 関西大には約500人の教授が在籍し、さまざまな講義が開かれる。今回はスマートフォンやパソコンでラジオが聴けるアプリ「radiko」の考案者として知られる社会学部社会学科の三浦文夫教授(メディア学)に講義内容や教育理念などを聞いた。 

○専門演習では何をしているのか。

 グループに分かれ物事の社会的背景を調べていき、深く知ることの面白さに気付く場をつくっている。 

 ○座学をするのか。

 もちろん。外部の人に話を聞いたり、受講生同士での発表の場を設けたりといった機会をできるだけ作ろうと思うが、最低限の知識をつけてからでないと。「企画演習」という講義では学生の考え方が浅かったから、ダメ出しの連続だったこともある。だから講義の前半では、体系立てて学生の知識をつけるようにしている。 

○「radiko」の考案などメディアの世界で培われたことが教育にどのように役立っているか。

 「radiko」配信に必要だった権利処理などの実務と理論を両方教えられること。

○教授の教育理念は。

 全ての学生に平等に機会を与え、学問の面白さに気付いてもらえる人を少しでも増やしていけたら。

 ○学生に求めるものは。

 積極性が欲しい。私の講義の中には日本のエンターテインメントのキーマンを実際に呼んで話してもらうこともある。めったにない機会なのに学生は質問をしないので非常にもったいないと思う

○新入生に向けて一言。

 限界を決めないで、何でもいいからやり切ること。どんなことでもいいから打ち込んでほしい。知らない間に時間がなくなっていることは本当にもったいないから。【聞き手・中山晃大】

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