【3・4月号掲載】50回目を特別なものに 能楽部が主催 関大能

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 関西大能楽部主催の「第五十回関大能」が2月17日に山本能楽堂(大阪市中央区)で行われた。当日は全10演目が披露され、男女問わず幅広い世代の観客が能の世界を楽しんだ。 

 今回のコンセプトは「50回目を迎えた関大能を特別なものに」。関大能楽部だけでなく、関西学院大や武庫川女子大、関大高等部の能楽部などが出演した。

 今回の公演では「素謡」や「番外一調」などが披露された。素謡は、舞やはやし(笛や太鼓など)を伴わず謡曲だけを謡うもの。通常5〜6人で行われるが同公演は関大生2人で務めた。番外一調は、謡い手1人と打楽器奏者1人による演奏で、高度な技術が必要とされる。各演目が終わった後には大きな拍手が沸き起こった。

 能楽部は現在、男子2人と女子1人で活動。練習日は固定せず、部員で話し合って決めている。練習では互いに意見を出し合い改善点を見つけ、より質の高い公演を目指してきた。

 孫の出演を見るために来場した浦本幸子さんは「素人には分からないところもあったが、迫力がありとても良かった。プロの能も見てみたくなった」と笑顔で話した。

 今回の公演で素謡などを披露した尾崎海斗さん(法・2年)は「練習漬けの日々を送ってきたので、今はやりきった気持ちが大きい。反省点を見つけることができて良かった」と振り返った。これからの活動については「部員をもっと増やし演目の幅を広げたり部の活動を盛り上げたりしていきたい」と語る。能楽部に興味を持った方はツイッター「@kunohclub」から。        【中山晃大】

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