【1月号掲載】防災広める近藤ゼミ ぼうさい大賞受賞

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 優れた防災教育や防災活動に取り組む子どもや学生を顕彰する平成30年度の「ぼうさい甲子園」で、社会安全学部の近藤誠司准教授のゼミがぼうさい大賞を受賞した。継続的に行っているさまざまな防災活動が評価され、29年度の優秀賞などに続き、4年連続の入賞となった。

 主に防災とメディアについて学ぶ近藤准教授のゼミでは、全国各地でフィールドワークを実施しており、18のプロジェクトが行われている。神戸市立真陽小学校では、昼休みの校内放送や防災版学校だより「ぼうさいタイムズ」を用いて、防災情報を発信。ぼうさいタイムズには同小学校へ通う外国人の児童や保護者に向けても防災情報を伝えるため、ベトナム語や韓国語などで表記されたコーナーを作る工夫をしている。

 京都府京丹波町では、地元のケーブルテレビと協働して、火の用心を呼び掛けるテレビCMを制作。友好関係のある福島県双葉町に「だるま1000プロジェクト」と称して、復興への思いを込めた折り紙で作られただるまを届けるなど、さまざまな活動をしている。

 押井菜摘さん(4年)と吉田周平さん(4年)は「ぼうさい甲子園は、活動を頑張る中での一つのモチベーションだった。ゼミ生全員が継続的に行ってきた活動が評価されてうれしい」と話した。

   近藤准教授は「外国人や子ども、障害がある人など、一人一人に合った防災をさらに考えていきたい」と語った。  【前田絵理香】

近藤准教授のゼミ生ら(提供=近藤誠司准教授)

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