【1月号掲載】折り紙で作るトリックアート 梅田キャンパスで体験

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 総合情報学部のノーマン・D・クック教授による「3Dイリュージョン折り紙教室」が12月17日、関西大梅田キャンパスで開催された。クック教授が監修したキットを使用し、完成すると教授が研究している逆遠近錯視の現象が楽しめる。一部と二部合わせて約30人が集まった。
 逆遠近錯視とは凹凸のある面に実際と反対の遠近感を持つ絵を描くことで凹凸が逆に見えたり、見る人の動きに連動して絵も動いているように見える錯覚のこと。17年8月には逆遠近錯視を使ったクック教授の作品が関大博物館で展示された。展示会の折り紙教室に多くの応募があったため、梅田キャンパスでも開催されることになった。
 参加者は1枚の大きな台紙から部品となる箇所をはさみで切り取り、切った台紙を折って、両面テープでくっつける作業を行った。すると梅田キャンパスなど大阪のビルが立体的に動いて見える作品が出来上がる。完成した作品に参加者からは驚きの声が聞かれた。父親と参加した女子児童は「難しかったが、楽しかった」と話した。クック教授も「『(動くはずのないものが動いているように見えて)気持ち悪い』などの言葉は錯視が効いている証なので言われるとうれしい」と笑顔で語った。
 クック教授は普段、大学でだまし絵の心理学などの授業をしている。同時に、これまで魚がゆらゆらと動いて見える絵などたくさんの作品を制作してきた。「これからは彫刻家や画家とコラボして、もっと大きな作品を作ってみたい」と語った。【前田絵理香】

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