【11・12月号掲載】関大生作品入賞 「地方の時代」映像祭

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 『第37回「地方の時代」映像祭2017』の贈賞式が、千里山キャンパスで11日に行われた。部門ごとに入賞作品が表彰され、関大生の作品も入賞した。日本ペンクラブの吉岡忍会長による記念講演なども行われ、会場は来場者でにぎわった。

 今回の応募総数は287作品。放送局部門を始めとした4つの部門の入賞作品に対して、優秀賞、奨励賞などの賞が与えられた。関大からは6作品がエントリー。社会学部里見ゼミ制作の「戦争が終わって僕らは生まれた」が奨励賞を獲得した。同作はゼミ内で3つのグループに分かれて制作した別々の作品から成り立っている。各場面では、制作者自身の地元である、大阪、愛媛、広島で戦争について学ぶ。自分たちが暮らしてきた街に残る戦争遺跡を巡ったり、戦争を経験した人に実際に話を聞いたりする。制作者たちは取材を通して、身近な場所に残る戦争の爪痕を見つけ出した。

 制作者の河合健介さん(社会・4年)は、「戦争を経験した方々に話を聞いていく上で、難しく考えず、素直に彼らの意思をそのまま映像にしようと取り組んだ。見た人が改めて戦争を考えるきっかけになれば」と話した。

 各受賞作品は12日から17日に、100周年記念会館で上映。かつて工場で爆弾を製造していた戦争体験者に、出身地の愛媛で取材をした喜多和也さん(社会・4年)は「戦争という重要なテーマの中で、自分にとって一番身近な戦争をたずねたことに大きな意味がある」と振り返った。来年の映像祭で優秀賞を獲得することを目標として、現在は次の作品の制作している。                    【村上亜沙】

贈賞式の河合健介さん(写真右から2番目)喜多和也さん(写真右から4番目)(撮影=村上亜沙)

 

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