【9・10月号掲載】関大150周年へ

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 昨年に設立130周年を迎えた関西大が150周年に向けた新たな構想「Ka
ndai Vision 150」が特設サイトで公開している。構想は20年後の関大のさらなる充実と発展を目指し策定された。
 
2008年に策定された長期ビジョンを踏まえ、14年4月に次期長期ビジョン策定専門部会を設置するとともに大学教育職員などで構成された立案作業部会を設置。約1年間をかけ、全体の将来像の素案を策定した。その後、新たに延べ120人以上の構成員が参加し各分野の目標を掲げた。
 
構想は全体の将来像と四つのサブテーマから構成されている。全体の将来像のテーマは「多様性の時代を、関西大学はいかに生き抜き、先導すべきか」。多様な文化と価値観を尊重し、強い意思を有する人材を数多く育てるとしている。
 また教育、研究、社会貢献、組織運営の四つをサブテーマとし、教育の将来像のテーマは「変化を続ける社会に、関西大学はいかなる人材を送り出すべきか」。社会の中で困難を克服できる「考動力」と新たな価値を創造し、多様性を生み出す「革新力」を養成する教育を展開するとしている。各テーマは将来の変化を踏まえつつ普遍性のあるものとなった。

確定的な目標ではないとしながらも、学生数などさまざまな数値を提示した。例えば、15年度には1127人だった外国人学生は、20年後のイメージは9千人と想定。学生構成の多様化と国際化を図ることが目的。20年後の学園をよりイメージするために、文章だけでなく各分野の数値を提示することになった。
 
また各学部、研究科ごとに前半10年の方向性を示したものを政策目標とし設定。法学部では法曹志望者への人的・物的な支援をより強化し、国際的に活躍するための教育プログラミングの導入を検討するなど、さまざまな政策目標を打ち立てた。全体の将来像の実現に向けた目標となる。
 
20年後の関大の充実・発展につながるよう、今後も体制を整備していくという。【松島裕規】

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