【9・10月号】お客さんとのつながりを大切に 落語大学公演ボランティア

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 今年で創立54年目を迎える文化会落語大学では、10年以上前から落語の公演ボランティアを行っている。

 公演は2席から5席ほど。約2時間かけて噺(はなし)を披露する。「お客さんとの距離が近くて、勉強になることが多い」と渉外担当の関大亭治恩(本名=日栄健)さん(法・3年)は話す。

 日頃行っている寄席では客が落語を聞きに来てくれるが、自分たちから公演をしに行くボランティアでは予想外の状況になることもあるそうだ。「お祭りの余興として公演ボランティアをした時は野外で子どもたちに囲まれて落語をした。子どもたちの心をつかむのが難しかった」と振り返る。どんな状況でも客と一人一人コミュニケーションを取るように公演をすることが大切だと続けた。

 現在は1カ月に2回ほど公演ボランティアを行う落語大学。「2年以上のお付き合いがあるところもあれば、新しく連絡をして下さるところもある。そんなつながりを大切にしていきたい」と話した。

 今年の11月に引退する治恩さん。続く1年生は、10月ごろ初高座に臨む。「入部したてのころは緊張しながら公演をしていたが、今では自信を持って落語をすることができるようになった。後輩たちには胸を張って公演ボランティアをしてほしい」とエールを送った。

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公演中の関大亭治恩さん(本人提供)

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