関大発 先端技術の布スイッチ

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 関西大学総合情報学部の松下光範教授らが新たな布スイッチを開発した。スイッチが組み込まれた布に触れると、連動した電子機器から音が鳴りパソコン画面のキャラクタが動く。今回はフェルトでできた楽器や動物の形のワッペンに、スイッチが組み込まれているものを製作。知育玩具として開発され、幼児が見ても鳴き声などをすぐに連想できるようなデザインになっている。知育目的以外にも日常生活に活かせるような新しい使い方も現在考え中だ。
 「布に触ったときに硬さを感じることがないスイッチを作りたかった」と話すのは現在中心になって開発を行っている岩﨑聖夜さん(総情・4年)。使用する部品をなるべく小さくし、素材との接触部分を減らすことで金属製のスイッチにも布本来の「触りやすさ・柔らかさ」を残すことに成功した。しかし「開発はまだまだ始まったばかり。より安定した仕組みにするために努力しなければ」と岩﨑さんは意気込んでいる。
 布スイッチの今後の使い道について、プロジェクトのリーダーを務める阪口紗季さん(院・博士2年)は「使える場所はどこにでもあるはず。今は可能性を広げていけるように研究をしていきたい」と熱く語った。彼女たちの心のスイッチはもうすでに入っているようだ。

▼布スイッチの研究・開発を行っている「松下研究室」のHP

http://amateras.wsd.kutc.kansai-u.ac.jp/ 

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スイッチが組み込まれた動物の形のワッペン

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(左から)岩﨑聖夜さん、阪口紗季さん、松下光範教授

(4月27日 関西大学高槻キャンパスにて 撮影=上野真奈未)

 

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