【1月号掲載】在るべき「食」とは 岩田稔投手、登壇

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 食とスポーツの関係をひもとく「スポーツフォーラム2017 トップアスリートを育てる食卓」が12月16日、梅田キャンパスで開催された。阪神タイガースの岩田稔投手など食に深い関わりのある4人が登壇。食事の与える効果について、それぞれの体験談や知識を基に議論を交わした。
 第1部では、関西大野球部出身の岩田投手と同部元監督の高岡淳さんが対談。岩田投手の学生時代を振り返った。高校2年で一型糖尿病を患った岩田投手は当時、不安に駆られ絶望を味わう。しかし気持ちを切り替えるとすぐに「インスリン投与と3度の食事」が生活の一部として受け入れられるようになったという。「バランスの良い食事を心掛けているので、栄養士の資格を持つ妻には本当に助かっている」と笑みを見せながら話した。
 第2部では岩田投手に加え、プロスキーヤーの三浦豪太選手、関西福祉科学大講師の津吉哲士さん、添加物を使わずにパンやベーコンなどを再現した「ゆる和食」を提唱する栗山小夜子さんが登壇。栗山さんは手軽に作れるレシピを紹介した。
 さまざまな議論を踏まえ、コーディネーターを務めた社会学部の黒田勇教授は「食事を取る行為だけが大切なのではなく、食事のバランスや、人と楽しい食卓を囲み、おいしく食べることが重要だ」と結論付けた。   【堀江由香】

【1月号掲載】王座奪還に挑んだ 速記部関学大に惜敗 第108回全日本大学速記競技大会

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  速記の第108回全日本大学大会が12月16日に国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)で行われ、関西大速記部が準優勝した。前回2016年に関西学院大に敗れて連覇記録が52でストップ。挑戦者として臨んだ今大会だが、1位関学大890ポイント、2位関大880ポイントとわずか10ポイント及ばず悔しい結果となった。
  大会は2大学と早稲田大、福岡大の計4大学56人が出場。1分間に書き取る字数の基準が140字のF級から、280字のA級まで6階級に分かれて戦う。各級の順位に応じてポイントが与えられ、各大学の高得点者5人の総合ポイントで争った。大会は関大と関学大の一騎打ちの様相。関大は高得点のA級、B級で順調にポイントを獲得するも、関学大が1人だけだったC級で上位を独占できず痛手となった。
 16年に不動だった王座から転落した関大。17年は部の体制を見直し、日程調整など部員の役割をはっきりと分けることで選手が練習に集中できるようにした。他にも、部員数減少が大きな課題だ。春は新入生の獲得に向け奔走した結果7人が新たに入部。今大会では3人がF級で出場し、うち1人は25人中4位と健闘した。部長の二宮愛さん(文・3年)は「1年生が順調に成長していけばきっと優勝の座に返り咲ける」と期待を掛ける。練習量が物を言う速記。王座奪還には地道な努力が鍵となる。    【有賀光太】

【1月号掲載】こだわりのあっさり 「ラーメン格別ヤ」

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 たくさんのラーメン店が立ち並ぶラーメン激戦区である関大前通り。「ラーメン格別ヤ」(吹田市千里山東1丁目16-7)が2017年6月26日にオープンした。関大前店は大阪第1号店で、同年10月には北巽店も開店。
 店の一番人気のラーメンは赤旨ラーメン(並・税込み720円)。チャーシューと煮卵、山盛りのもやしとねぎの上に大量の一味がかかっている。名前どおりの真っ赤なラーメンだ。スープにはからしニンニクを使用している。一味の量を調整することで、好みの辛さにすることも可能。
 こだわりは、すべてのスープのベースに鶏ガラを使っていること。とんこつスープに比べると、あっさりして食べやすい。「関大前通りにあるラーメン店はこってりしたものが多い分、あっさりしたラーメンはうちの強みになる」と、関大前店の岡田健二店長は話す。
 割引サービスにも力を入れている。来店者には毎回、ラーメン(並)の半額券を渡す。またLINE(ライン)公式アカウントでは定期的にクーポンを発信している。      【村上亜沙】

【1月号掲載】折り紙で作るトリックアート 梅田キャンパスで体験

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 総合情報学部のノーマン・D・クック教授による「3Dイリュージョン折り紙教室」が12月17日、関西大梅田キャンパスで開催された。クック教授が監修したキットを使用し、完成すると教授が研究している逆遠近錯視の現象が楽しめる。一部と二部合わせて約30人が集まった。
 逆遠近錯視とは凹凸のある面に実際と反対の遠近感を持つ絵を描くことで凹凸が逆に見えたり、見る人の動きに連動して絵も動いているように見える錯覚のこと。17年8月には逆遠近錯視を使ったクック教授の作品が関大博物館で展示された。展示会の折り紙教室に多くの応募があったため、梅田キャンパスでも開催されることになった。
 参加者は1枚の大きな台紙から部品となる箇所をはさみで切り取り、切った台紙を折って、両面テープでくっつける作業を行った。すると梅田キャンパスなど大阪のビルが立体的に動いて見える作品が出来上がる。完成した作品に参加者からは驚きの声が聞かれた。父親と参加した女子児童は「難しかったが、楽しかった」と話した。クック教授も「『(動くはずのないものが動いているように見えて)気持ち悪い』などの言葉は錯視が効いている証なので言われるとうれしい」と笑顔で語った。
 クック教授は普段、大学でだまし絵の心理学などの授業をしている。同時に、これまで魚がゆらゆらと動いて見える絵などたくさんの作品を制作してきた。「これからは彫刻家や画家とコラボして、もっと大きな作品を作ってみたい」と語った。       【前田絵理香】

【1月号掲載】まちFUNまつりに6500人 初企画「忍者学校」盛況

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  スポーツの体験などを通して地域との交流を図る「まちFUNまつり in 関西大学2017」が千里山キャンパスであった。開催は3回目で12月10日、約6500人が来場。遊ぶことで基本的な運動を学ぶ「ミズノ流忍者学校」のほかサイエンスショーなど、親子を対象にした企画が行われキャンパス内は子どもたちの笑顔であふれた。
 メイン企画のミズノ流忍者学校は、同イベントでは初の試みながら盛況だった。ミズノが開発した、子どもの体づくりに必要な36種類の基本動作を学べる「遊びプログラム」を基に企画。子どもたちは忍者の衣装を身にまとい、ドッジボールを模した運動「身かわしの術」など「修行」と題された遊びに取り組んだ。参加した子どもの保護者は「初めてイベントに参加したが子どもが楽しそうで良かった」と話した。
 サイエンスショーでは2016年に好評だったブーメラン作りを開催。子どもたちは講師の指導の下、ブーメランを作り中央体育館で思い思いに飛ばした。保護者からは「子どもが喜んでいる」という声があった一方で「もっと実験らしいことも企画してほしい」などの要望も聞かれた。
  恒例となったサッカーなどのスポーツ体験に加え、17年は吹奏楽部による楽器体験も。雑貨などの手作り体験ができるブースも多く設置され、 子どもたちにとって楽しい企画が盛り込まれた。当日は食堂も開放され、食事を取りながら会話を楽しむ親子からは「おいしい」との声があった。
 同イベントはNPO法人関西大学カイザーズクラブとNPO法人ママふぁん関西が構成する実行委員会が主催。17年はミズノの協力も得た。
 15年に「キャンパスママまつり」として子育てに励む母親を対象にイベントがスタート。1回目の開催を受けて「対象を親子に広げたい」とママふぁん関西が結成された。
 小学校にチラシを配るなどして宣伝をしたが、広報活動の主力は口コミだという。カイザーズクラブ事務局長の松浦雅彦さんは「企画の段階から地域のお母さんたちと話し合うことで『大学だからできること』を実現できてよかった。今後も地域の人の声を形にしていきたい」と意気込んだ。     【堀江由香】

【11・12月号掲載】放送の役割学生と議論 在阪5社役員ら登壇

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 関西地区の放送業界の役割を考えるパネルディスカッションがこのほど、梅田キャンパスで開催された。社会学部創設50周年を記念した事業の一環。朝日放送など在阪民放テレビ5社から1人ずつ役員が登壇し、学生と議論を交わした。

 パネルディスカッションは10月21日に開催。各社がこれまでの実績を紹介するとともに、放送メディアのあるべき姿について意見を述べた。讀賣テレビ放送の吉田満取締役は「あらゆる物事が東京の視点で語られる中で、関西から物申す姿勢での番組作りを続けている」と主張。また「各局で報じ方に偏りはあるのか」と学生からの質問を受け、関西テレビ放送の谷口泰規常務取締役は「放送は不偏不党が大前提。限られた放送時間でバランスを保つことは難しいが、全体を通して偏りがないようにしている」と解説した。

 関大生や併設校の生徒をはじめたくさんの聴講者が来場。後半に設けられた質問タイムでは、学生や生徒の手が多く挙がり、時間切れになるなどにぎわった。     【堀江由香】

【11・12月号掲載】関大生作品入賞 「地方の時代」映像祭

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 『第37回「地方の時代」映像祭2017』の贈賞式が、千里山キャンパスで11日に行われた。部門ごとに入賞作品が表彰され、関大生の作品も入賞した。日本ペンクラブの吉岡忍会長による記念講演なども行われ、会場は来場者でにぎわった。

 今回の応募総数は287作品。放送局部門を始めとした4つの部門の入賞作品に対して、優秀賞、奨励賞などの賞が与えられた。関大からは6作品がエントリー。社会学部里見ゼミ制作の「戦争が終わって僕らは生まれた」が奨励賞を獲得した。同作はゼミ内で3つのグループに分かれて制作した別々の作品から成り立っている。各場面では、制作者自身の地元である、大阪、愛媛、広島で戦争について学ぶ。自分たちが暮らしてきた街に残る戦争遺跡を巡ったり、戦争を経験した人に実際に話を聞いたりする。制作者たちは取材を通して、身近な場所に残る戦争の爪痕を見つけ出した。

 制作者の河合健介さん(社会・4年)は、「戦争を経験した方々に話を聞いていく上で、難しく考えず、素直に彼らの意思をそのまま映像にしようと取り組んだ。見た人が改めて戦争を考えるきっかけになれば」と話した。

 各受賞作品は12日から17日に、100周年記念会館で上映。かつて工場で爆弾を製造していた戦争体験者に、出身地の愛媛で取材をした喜多和也さん(社会・4年)は「戦争という重要なテーマの中で、自分にとって一番身近な戦争をたずねたことに大きな意味がある」と振り返った。来年の映像祭で優秀賞を獲得することを目標として、現在は次の作品の制作している。                    【村上亜沙】

贈賞式の河合健介さん(写真右から2番目)喜多和也さん(写真右から4番目)(撮影=村上亜沙)

 

【11・12月号掲載】梅田キャンパス「梅関祭」開催 開設1周年記念

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 昨年の10月に新設された関西大梅田キャンパス「KANDAI Me RISE(カンダイミライズ)」。梅田キャンパスは常設の学部を設置せず、一般の人も利用可能なブックカフェや会員制異業種交流サロンを設置。地域・社会人・学生がともに発展できる新たな拠点を目指している。そんな梅田キャンパスの開設1周年を記念したイベント「梅関祭(うめきゃんさい)」が10月22日に開催された。

当日はさまざまなイベントが実施された。1階では音楽プロデューサー、DJとして活躍するtofubeats(トーフビーツ)さんとラジオDJで関大の卒業生である内田絢子さんによるトークイベント「今、関大生に伝えたいこと」が開催された。tofubeatsさんの学生時代やデビュー当時の話を中心にイベントは盛り上がった。学生に「本当にしんどかったら辞めればいい。耐えかねるなら自分のやりたいことをやって可能性を広げてほしい」とエールを送った。

 1、2階のブックカフェエリアは関大生限定の利用エリアに。スターバックスコーヒーでは梅関祭限定のオリジナルカスタマイズドリンクが発売された。また「美味しく巡るヨーロッパの旅」と題したワインなどの試飲会を開催。梅田にあるスペイン・バル「BAR・QUINTA(バル・キンタ)」の店長、萬川達也さんがワインを解説した。萬川さんは「あまり学生に馴染みのないバルだが、気軽に楽しんでもらえたら」と笑顔で話した。

 梅関祭ではツイッターなどを活用し、学生に向けた積極的な広報活動が展開された。会場にはフォトパネルを設置。梅関祭についての写真をインスタグラムに投稿するフォトコンテストも開かれた。梅田キャンパスオフィス事務長の服部真人さんは「梅田キャンパスは堅苦しいことばかりではない。梅関祭をきっかけに一度足を運んでほしい」と話した。

 当日は台風の接近もあり、悪天候の中、開催された梅関祭。予定していたイベントの中止などアクシデントが発生したが、250人を超える多くの学生が訪れた。梅田キャンパスは今後も形を変え、学生向けのイベントを企画していくという。                    【松島裕規】

 

tofubeatsさん(右)内田絢子さん(左)(撮影=堀江由香)

 

【11・12月号掲載】大阪マラソン名物「まいどエイド」関大生が広報活動

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今月26日に開催される第7回大阪マラソン。出走者は3万人を超え、大型の市民参加型マラソンとなっている。大阪市商店会総連盟では、マラソンコース32.5㌖地点でランナーへ向けた給食「まいどエイド」を提供しており、社会学部メディア専攻の劉雪雁(リュウシュエイエン)ゼミが広報活動を担当している。
まいどエイドに使用される食材は、大阪市内の商店街から提供されている。住之江区商連からは干し梅、阿倍野区商連からはおやついなりなど、約27品が設置予定。たこ焼きなどの大阪名物も用意されている。
劉ゼミでは第4回大阪マラソンからまいどエイドの広報活動を担当している。ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどを中心に活用し、まいどエイドの周知に努めている。大阪マラソン当日には給食地点でスタッフのサポートをする予定だ。
24日、25日にインテックス大阪で開催される「大阪マラソンEXPO2017」では、マラソン当日に提供される給食の食品サンプルが関西大学のブースで展示される予定だ。

【松島裕規】

昨年に実施されたまいどエイド(提供=雪劉雁ゼミ)

【9・10月号掲載】関大と台湾国家 図書館で連携

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 関西大図書館はこのほど、台湾国家図書館が運用する漢籍書誌データベース「中文古籍聯合目録」に書籍情報を提供する連携協定を締結した。台湾国家図書館が日本国内の大学と連携協定を結ぶのは3例目。漢籍資料のより幅広い検索が可能となる。漢籍情報を世界に向け発信することで、国際的な学術交流を図る。

 関大図書館は220万冊以上の蔵書数を誇る。連携協定で、所蔵している漢籍資料を、世界の主要な漢籍所蔵機関や、これまでに台湾国家図書館と協定を結んだ東京大東洋文化研究所、京都大人文科学研究所の漢籍資料と合わせて閲覧することが可能になる。協定締結は7月26日付。

 総合図書館をよく利用する磯田綾香さん(社会・2年)は「海外を意識した勉強ができるようになると思うとグローバル化を感じる。積極的な国際交流ができる環境づくりはありがたい」と話した。 【堀江由香】