【7月号掲載】宮原選手の特別展開催 競技衣装やトロフィーも

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   平昌五輪フィギュアスケート女子シングルで4位に入賞した宮原知子選手(文・3年)の健闘をたたえた特別展「勇気と笑顔と感動をありがとう!宮原知子選手」が5月19日から関西大博物館内の特設コーナーで開催されている。衣装や賞状などが展示され、スケートファンのみならず子どもからお年寄りまで多くの人が訪れている。
   3月1日から5月12日まで同様の展示が行われていたが、内容を充実させて再び開催。今回の特別展では、宮原選手が使用していたスケート靴や五輪出場を決めた第86回全日本フィギュアスケート選手権の優勝トロフィーなどが新たに展示されている。3月に行われた世界選手権で獲得した銅メダルも飾られており、華々しい功績を示す品々を目にすることができる。中でも来場者が熱心に見入っているのは、華やかな衣装。宮原選手が過去の世界大会で実際に着用した計6着を前に感動の声が上がっているという。
 平昌五輪で宮原選手が集めたピンバッチのコレクションも見ものだ。ピンバッチは五輪参加国の国旗デザインのほか、マスコミ各社やスポンサー企業のものなど計17種類。宮原選手が尊敬するイタリアのカロリーナ・コストナー選手と交換したものも。普段は目にすることができない貴重な品が展示されている。
    担当者の熊博毅さんは「(特別展を)多くの人に見てもらいたい。宮原選手の応援につながれば」と話す。入場は無料で7月25日まで開催。祝日を除く月曜から土曜の午前10時から午後4時まで開館している。【前田絵理香】

【7月号掲載】10年ぶり総合優勝 総合関関戦

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   第41回総合関関戦が6月15~17日にかけて関西大千里山キャンパスをメイン会場に開催された。今年のスローガンは「覚悟」。関大体育会は覚悟を胸に一丸となって奮闘し、総合成績17勝15敗5分で関西学院大から10年ぶりに勝利を収めた。
  両校の体育会がさまざまな種目で勝敗を競い、親睦を深めるために始まった総合関関戦は、今年で41回を数える。関大は2009年から昨年まで9連敗を喫していたが、一昨年は15勝17敗、昨年は15勝17敗4分とここ2年は僅差での敗北だった。
  スキーやゴルフなど大学内での対戦が不可能な種目や他の大会との日程が重複した種目は「前哨戦」として本戦前に行われた。昨年の前哨戦で関大は、6勝10敗2分と大差を付けられた。しかし今年は、陸上競技の5年ぶりの勝利やアーチェリーの11年連続勝利などで9勝7敗1分と勝ち越し、本戦に向け弾みをつける。
  本戦2日目の16日は、関大が拳法と剣道で勝利するも、各校5人の代表による団体戦で勝敗を決める相撲は2―3で惜敗するなど4種目で敗北。準硬式野球も大接戦の末、8―8の引き分けに終わるなど2日目を終え12勝12敗3分と関学大に追いつかれた。
  迎えた最終日。今年の関大は一味違った。硬式野球は4年生が中心となって活躍し、8―4で8年ぶりに制した。2011年から7年間黒星が続き、昨年は僅差で破れた体操競技も勝利し、リベンジを果たした。サッカーも5―1で関学大を圧倒し、2年ぶりに白星を挙げるなど、最終日の成績は5勝3敗2分。関大での開催とあって多くの観客が応援に駆けつけた今年は、応援も味方に総合成績17勝15敗5分で10年ぶりの総合優勝を果たした。
   関大で開催される年は毎回応援に来ているという関大OBも「待ちわびた総合優勝だった。連覇に向けて頑張ってほしい」と目を細めた。来年は関学大をメイン会場に開催される。敵地での連覇に期待がかかる。【前田絵理香】

子どもたちに夏休みの思い出を 自由研究フェスティバル 8月2日開催

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   堺キャンパスで8月2日、「自由研究フェスティバル2018 in 関西大学」が開催される。176人の子どもたちが訪れた昨年に続き、今年で2回目。キャンパス内にあるアスレチック「PA」の解放や20社以上の企業や団体による体験ブースなど、夏休みの思い出になる企画が満載のイベントだ。
   開催のきっかけは、アスレチックで遊ぶだけでなく普段はできないさまざまな体験を通して、夏休みの自由研究の課題や思い出につなげてほしいと考えたこと。人間健康学部の学生や教授を中心に構成される実行委員会に加え、昨年は約100人の学生ボランティアが参加した。
   今年は電動車椅子の乗車体験やロボットの貸し出し、スムージーの試飲会の他、社会学部の学生らによる心理テストなども企画されている。広報担当の小池晃代さん(人間健康・4年)は「今年は昨年よりも規模を大きくするため、学生の役割分担を明確にして準備を進めている。普段ではできない遊びや体験を楽しんでほしい」と話す。
   現在、当日の運営をサポートする学生ボランティアを募集している。詳細やお問い合わせはツイッター(@jiyukennkyu0802)まで。【堀江由香】

【3・4月号掲載】これからのビジネス 鎌田社長が講演

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動画投稿サイト「ユーチューブ」  への投稿で稼ぐユーチューバーをサポートする企業「UUUM(ウーム)」の鎌田和樹社長による講演会が2月21日、関西大梅田キャンパスで開かれた。約120人の参加者はメモを取るなど真剣に話を聞いていた。

ウームは人気ユーチューバーのヒカキンとの出会いをきっかけに鎌田社長が2013年6月に創設。17年8月に東京証券取引所マザーズ市場に上場した。ヒカキンやはじめしゃちょーなど多くのユーチューバーのマネジメントや動画制作のサポートを行っている。
講演会で鎌田社長は「面白いことが大好きでずっと遊んでいたいが、必死で働いてきた。成功するために努力は欠かせない」と語った。最後には、将来のビジネスについて、既成概念にとらわれない豊かな発想が大切と結論づけた。また質疑応答も行われ、参加者らから多くの質問が飛び交った。
参加した社会人の女性は「以前から興味があった企業の社長の話が聞けて良かった」と話した。【前田絵理香】

【3・4月号掲載】3要素備えた分子ロボ開発 医療現場での活躍に期待

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化学生命工学部の葛谷明紀准教授らは北海道大理学研究院の角五彰准教授らとともに、ロボットに必要な「動く」「感じる」「考える」の3要素を備えた分子ロボットを開発した。自発的に群れを作るため、単体のロボットにはできない仕事の分担などが可能。医療現場などへの応用が期待できる。
2人は助教になったばかりの頃に知り合い、今年で10年目の付き合いになるという。分子そのものをプログラムする新学術領域「分子ロボティクス」に関わる大型事業が採択されたのをきっかけに共同研究を始めた。
葛谷教授は3要素のうち「考える」にあたる部分の化学合成とセンサーの組み込みを担当した。分子ロボットへの命令を書き込む時にDNA鎖を使うが、DNAの合成に必要な試薬は高価で鮮度が命。「学生に任せて大損害が起きることを懸念し、実験は全て1人で行ったが予想外に大変だった」と苦労を振り返った。
今後、感知した遺伝情報を分子ロボットが描き出し視覚的に表示するシステムなど、さまざまな分野での応用が見込まれる。葛谷教授は「体の中を動き回る分子ロボットががん細胞を見つけ治療することがいずれ実現したら」と展望を語った。【堀江由香】

【3・4月号掲載】メロンパンラスク開発 小瀧奈緒さん(商・2年)

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学生と企業がともに新グルメの開発を目指すコンテスト「AjiCon(アジコン)」に出場した。手作りパンの名店として知られる創作工房プランタン(堺市堺区)と協力し、チームの一員として、手土産に最適な「メロンパンラスク」を開発した。
アジコンは、関大と堺市が地域連携事業の一環として1月17日に開催した。食に携わる地元企業の課題に、学生がチームで新商品を開発する。これまでにもさまざまな商品が考案されてきた。
高校3年の時、企業と合同で商品開発を行う荒木孝治教授のゼミを知り関大を目指した。アジコン出場はゼミでの活動の一環。手土産になる新商品という課題に対し、同店1番人気の夕張メロンパンに注目し、形が崩れにくく、長持ちするメロンパンラスクを考案した。「商品開発はアイデアを出しても実現が難しい。今回の経験は自信につながった」と振り返った。
今後について「商品開発を仕事にしたいと考えている。食品以外にも、他の業界の特徴を知って、視野を広げたい」と意気込んだ。【前田絵理香】

【3・4月号掲載】環状線全19駅まるわかり 総情学生がフリーペーパー制作 

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総合情報学部の吉田亜里沙さん(3年)と松井菜摘さん(3年)はJR西日本の協力を得て、大阪環状線全19駅の見所を紹介するフリーペーパーを制作した。毎年何らかのメディア制作に取り組む岡田朋之教授のゼミ活動の一環。計6000部を環状線の6駅(大阪・京橋・鶴橋・天王寺・新今宮・西九条)にて、3月31日まで設置している。
普段から環状線を利用する2人。紙媒体の広告物を制作してみたいという思いも重なり、JRで働く知り合いを通して企画を提案した。
吉田さんは制作、松井さんは編集と担当を分け、取材交渉から取材、撮影、原稿作成、デザインなどすべてを2人で手掛けた。あまり知られていない場所やお店を取り上げるため、1駅1駅に足を運び歩きながら探したという。吉田さんは「取材時に沈黙が生まれてしまうなど、初めのうちは大変だった。取材先は優しい方ばかりで、実際に商品を試食させてもらえたところもあり、大阪人の温かさに触れた」と振り返った。
フリーペーパーは持ち運びやすいようA5サイズ32ページで構成。1駅につき1ページ使い、統一されたデザインや写真を大きく使ったレイアウトで楽しく読める工夫が凝らされている。
制作を終え吉田さんは「JRの方に『学生が作ったとは思えない』と褒められた時や実際に駅に置かれているのを見た時は感動した。広告業界への興味も湧いたのでやってよかった」と感想を述べた。【堀江由香】

【3・4月号掲載】電子ブック試読開始 図書館をより身近に

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関西大図書館は、4月1日から9月30日までの6カ月間、電子ブックのトライアルリーディングを行うと発表した。時間や場所を選ばずにスマートフォンやパソコン、タブレットなどから本が読めるようになり、読書の機会が増えそうだ。

同企画は、より多くの学生に図書館を知ってもらう機会になればと考案され、紀伊國屋書店、丸善雄松堂と共同で行われる。電子ブックでは最新の書籍を読むことが難しいとされているが、紀伊國屋書店とのコラボレーションでは、厳選された最新の学術書300冊を読める。一方、丸善雄松堂とのコラボレーションでは、語学や就職活動に役立つ参考書など4万冊以上が楽しめる。
大学外から電子ブックを読む場合は、図書館のウェブサイトにあるデータベースポータルにアクセスし、普段、インフォメーションシステムなどで使用している利用者IDとパスワードを入力する。また、大学内のパソコンから読む場合は、利用者IDとパスワードを入力する必要はなく、簡単に電子ブックを楽しめる。
電子ブックが大学で活用されている例は全国的に見ても少ない。紀伊國屋書店と丸善雄松堂とが協働し、電子ブックの試読サービスを実施するのは関大が初めてとなる。
図書館では、トライアルリーディングの周知として様々な具体策を考えている。例えば、図書館のウェブサイトに電子ブックの特設ページを作ることや紀伊國屋書店では同企画を記念してオリジナルのブックカバーを制作することが決まっている。また、入学式で新入生にQRコードを記載したしおりを配布したり、図書館や食堂などにもQRコードを記載したポスターを掲載したりする予定だ。
担当者は「研究を引き出す資料がたくさんあるの  で、電子ブックを多くの学生に利用してほしい。電子ブックを通して、図書館をより身近にに感じてもらいたい」と話した。【前田絵理香】

 

【1月号掲載】在るべき「食」とは 岩田稔投手、登壇

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 食とスポーツの関係をひもとく「スポーツフォーラム2017 トップアスリートを育てる食卓」が12月16日、梅田キャンパスで開催された。阪神タイガースの岩田稔投手など食に深い関わりのある4人が登壇。食事の与える効果について、それぞれの体験談や知識を基に議論を交わした。
 第1部では、関西大野球部出身の岩田投手と同部元監督の高岡淳さんが対談。岩田投手の学生時代を振り返った。高校2年で一型糖尿病を患った岩田投手は当時、不安に駆られ絶望を味わう。しかし気持ちを切り替えるとすぐに「インスリン投与と3度の食事」が生活の一部として受け入れられるようになったという。「バランスの良い食事を心掛けているので、栄養士の資格を持つ妻には本当に助かっている」と笑みを見せながら話した。
 第2部では岩田投手に加え、プロスキーヤーの三浦豪太選手、関西福祉科学大講師の津吉哲士さん、添加物を使わずにパンやベーコンなどを再現した「ゆる和食」を提唱する栗山小夜子さんが登壇。栗山さんは手軽に作れるレシピを紹介した。
 さまざまな議論を踏まえ、コーディネーターを務めた社会学部の黒田勇教授は「食事を取る行為だけが大切なのではなく、食事のバランスや、人と楽しい食卓を囲み、おいしく食べることが重要だ」と結論付けた。【堀江由香】

【1月号掲載】王座奪還に挑んだ 速記部関学大に惜敗 第108回全日本大学速記競技大会

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  速記の第108回全日本大学大会が12月16日に国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)で行われ、関西大速記部が準優勝した。前回2016年に関西学院大に敗れて連覇記録が52でストップ。挑戦者として臨んだ今大会だが、1位関学大890ポイント、2位関大880ポイントとわずか10ポイント及ばず悔しい結果となった。
  大会は2大学と早稲田大、福岡大の計4大学56人が出場。1分間に書き取る字数の基準が140字のF級から、280字のA級まで6階級に分かれて戦う。各級の順位に応じてポイントが与えられ、各大学の高得点者5人の総合ポイントで争った。大会は関大と関学大の一騎打ちの様相。関大は高得点のA級、B級で順調にポイントを獲得するも、関学大が1人だけだったC級で上位を独占できず痛手となった。
 16年に不動だった王座から転落した関大。17年は部の体制を見直し、日程調整など部員の役割をはっきりと分けることで選手が練習に集中できるようにした。他にも、部員数減少が大きな課題だ。春は新入生の獲得に向け奔走した結果7人が新たに入部。今大会では3人がF級で出場し、うち1人は25人中4位と健闘した。部長の二宮愛さん(文・3年)は「1年生が順調に成長していけばきっと優勝の座に返り咲ける」と期待を掛ける。練習量が物を言う速記。王座奪還には地道な努力が鍵となる。【有賀光太】