【1月号】地域創り 地元連携でイベント 地域とのつながり強化狙う

 K・C・Press編集部は「地域創りリーダー養成プログラム」の二つの班が行ったイベントを取材した。今回取材したのは地域の高齢者に向けて「クリスマス会」を行った高齢者福祉班と、地域の人と意見交換を定期的に行い、地域の店の活性化に取り組んできた門戸班だ。

地域創りリーダー養成プログラム

人間科学部が全学部生を対象に開講している副専攻プログラム。さまざまな分野で地域に貢献するリーダーの養成を目指す。2年生後期から4年生前期までの2年間で受講し、3年生の実習では4つの班に分かれて、学生自身が地域の課題を見つけて解決に向けて取り組む。

高齢者らとイベント交流

 高齢者福祉班の3年生5人が12月16日、クリスマス会を岡田山集会所で開いた。近隣に住む高齢者と子どもが参加し、5人が行ったイベントでは今までで最も多い35人が集まった。岡田山集会所の支援員が近所の子どもたちに声を掛けたことで、今回初めて子どもが参加した。

 参加した高齢者の多くは1人暮らしのため、普段は人と話す機会が少ない。住民が集まるきっかけを作り、地域のつながりを強化することが目的だ。

 また今回は、高齢者と交流してもらおうと2つの部に協力を仰ぎ、部活動との連携に重点を置いた。会場には美術部の作品が飾られ、クラシックギター部が演奏を行った。

 フェルトを使ったクリス マスツリー作りの企画では、高齢者と子どもの一人 一人に役割を振り分けるなど、参加者全員が楽しめるよう工夫を凝らした。完成したクリスマスツリーは、 記念撮影をした後、集会所に飾られた。イベントに毎回参加しているという高齢者の女性は「ここに集まっている人はみんな友達だ」と笑顔だった。

  リーダーの衣笠真由さん(総文・3年)は「イベントを楽しんでもらえてよかった。2017年度のイベントはこれで終わる予定だったが、追加で高齢者の方を対象としたイベントをまた開催したい」と話した。

門戸周辺の店ツアーで巡る

 門戸班の3年生9人は「門戸の素敵なお店発見ツアー」を参加費2千円で企画。12月7日に午前と午後の2回行った。参加者に店を利用するようになってもらうことや、学生間で口コミが広がることが狙いだ。

 門戸班は地域住民と定期的に意見交換を行い、会員制交流サイト(SNS)やウェブサイトで広報活動をすることで、本学の周辺にある店の活性化に取り組んでいる。

 ツアーでは「門戸厄神」と国際的な品質コンクール「モンドセレクション」をかけた「門戸コレクション」と題し、ペンギンがいるダイニングバー「Arekey(アーキー)」や、韓国の家庭料理店「URIZIP(ウリジップ)」など17店を紹介した。

 参加者は約2時間で店を歩いて巡りながら、店舗の雰囲気やおすすめ料理など幅広く知ることができた。最後はテイクアウトした9店の料理を、カフェ「一房の葡萄(ぶどう)」に持ち込み、参加者全員で味わった。

 今回のツアーについて門戸班リーダーの坂根麻衣子さん(環境バイオ・3年)は「準備不足で細部まで予定が詰められていなかったことが反省点。次回はメンバー内の情報共有を大事にしたい」と振り返った。

 1月中に第2弾のツアーを開催し、デフォレスト館前の掲示板で店の紹介もする。

高齢者らとクリスマスカードを作る学生(撮影=川村仁乃)
門戸班の学生(撮影=川村仁乃)
「門戸コレクション」のロゴ(撮影=川村仁乃)