舞踊4年 ベルギーで公演

ヨーロッパで本学初

 音楽学部舞踊専攻の4年生らが10月22日、23日にベルギーで開催された「MONS 2015 JAPAN MOVE」で踊りを披露した。本学学生がヨーロッパで公演をするのは初めてだ。

公演はベルギーのモンスにある「Maison Folie」という会場で行われた。1日目には「Crossfading」を踊った。振付師は昨年の4年生の卒業公演に引き続きフランス人のThomasDuchatelet氏。2日目は島崎徹教授が振り付けた「Zero Body」だ。島崎教授は千と千尋の神隠しの主題歌「いつも何度でも」の歌詞にある「ゼロになるからだ」という言葉にインスピレーションを受け、踊りを考えたという。今回参加したメンバーでの海外公演は初めて。公演を終え、藤森美貴子さん(舞踊・4年)は「日本とは違った雰囲気でお客さんの拍手や声、足踏みでの大きなリアクションがうれしかった」と振り返った。

 「Crossfading」は歩くことから自然に表現し、普段の生活の延長をダンスにしたようなナチュラルな作品。また、それぞれのソロパートが個性を引き立てている。それに対し「Zero Body」は弦楽器が使われた激しい曲で、踊りを魅せる楽しさがあるという。出演した川原美夢さん(舞踊・4年)は「気をつけることが真逆で大変だった」と話した。

モンスは石畳でできた道やレンガの家などが残る田舎街。今回の公演会は日本とは違う街並みや人柄の中行われた。川原さんは「日本と違う環境で踊って、仲間のことをさらに知ることができ、自分としてだけでなく仲間としても成長できたと思う」と手応えをつかんでいた。島崎教授は「物怖じせず自信を持って踊っている姿に驚いた。卒業公演への期待も込めて95点」と微笑んだ。