びわ湖大学駅伝 阪大、惜しくもシード権逃す14位

アンカーを務めた山根(基礎工・M2)。順位を2つ上げるもシード権には一歩及ばなかった。(11月24日・膳所城跡公園で 撮影者=中村翔)
「とのにかく前の選手に追いつきたいという一心だった。けれど、なかなか追いつけなかった」。(山根選手)
今年で引退のアンカー山根聡選手(M2・基礎工)は、16位でたすきを受け取った。「2年連続シード権が取れていない。最後に残して卒業したい」という決意で臨み、順位を2つ上げるも、無条件で来年も出場できるシード権獲得にはあと一人、36秒届かなかった。
「多少の差があっても埋めてシード権を取るのが自分の役目。チームに対して申し訳ない」。山根選手はゴール直後に泣き崩れた。怪我で出場できなかった松尾直茂主将(工・3年)は「選手に気持ちよく走ってもらいたい」という思いで選手の体調管理を徹底した。「自分が怪我して走れなくて、今年も先輩に良い思いをさせてあげられなかった。申し訳ない」。目に涙を浮かべ、松尾主将は山根選手の肩に上着をかけた。
結果は惜しかったが、予選を1位で突破した阪大は、第5区山田佳祐選手(工・1年)の「長距離にはよくある」(宮下監督)ブレーキで順位を落とすも、怒涛の追い上げを見せた。「結果がすべてだが、みんないい走りをしてくれた」(宮下監督)。「最後の追い上げは、予想以上の出来」(松尾主将)と阪大は随所で本来の強さを十二分に発揮した。アクシデントが発生しても順位は昨年と同じ。着実に力をつけてきた阪大にとって、次に繋がる結果となった。









