復興支援を考えるカフェ

神戸大学震災救援隊らも参加し議論

グループで話しあったことを発表する参加者(10月10日・オレンジショップで 撮影=中村翔)
 コミュニケーションデザインセンター(CSCD)主催の減災カフェ「被災地・被災者を支援することとは?」が10月10日に、豊中キャンパス基礎工学部J棟1階のオレンジショップで開かれた。神戸大学震災救援隊の新潟県中越地震被災地における活動報告などの話題について参加者達は議論した。【11月 大阪大学POST】

 神戸大学震災救援隊は他大学のボランティアサークルと中越・KОBE足湯隊を結成した。足湯隊は中越地震や能登地震の被災地に赴き、足湯を行っている。震災救援隊は議論の話題として被災地における足湯活動を紹介した。「学生が被災者とコミュニケーションをとるのは難しい。1回程度では打ち解けない。でも足湯は被災者が話し出してくれる」と藤室玲治さんは被災者とのコミュニケーションにおける足湯の有用性を語った。
 続いて大学院生の宮本匠さんは中越地震で被災した木沢集落での体験を話した。木沢集落は過疎が進んでいて、地震によって住民はさらに悲観的になっていた。しかし、宮本さんら外部の人間が介入することにより、住民達は集落に対する自分たちの価値観を見直したという。
 議論は参加者を4つのグループに分けて行われた。藤室さんのグループでは中間支援組織について議論が交わされた。「行政は失敗は許されない。でも復興については失敗があってもいいんじゃないか」と藤室さんは議論をまとめた。
 企画した渥美公秀准教授は「こっちがいいとかはない。どう組み合わせるかが大事。多様な意見があればいい」と話し、カフェを締めくくった。【斉藤徹也】

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