ピアノクラブ

外国語学部として初の定演

 阪大外国語学部として初のピアノクラブ定期演奏会が11月30日、吹田市文化会館メイシアターで行われた。演奏会では、留学生による即興演奏や、阪大ピアノの会の部員の友情出演があるなど、ピアノクラブの新たな歴史は、外国語学部生と他学部生の共演で幕を開けた。【12月15日 大阪大学POST】
 聞きなれた、馴染みの曲だが、どこか違う。上村三四郎さん(医学部・3年)が1部で「超絶技巧ディズニー組曲」をアプテンポで披露すれば、2部では、オランダからの留学生ユリアン・ファンデルメールさんが、悠然とその場で作曲して聴衆に聞かせた。「自分の好きな曲を、好きなだけ、好きなように弾くのが特徴」と部長の梅本友恵さん(フランス語・2年)が話すように、3部構成の演奏会では、ポップスからクラシックまでと幅広い楽曲が披露された。
 そして、最終曲は、今回で引退の橋本真理子さん(フランス語・4年)と稲村晃希さん(理学部・3年)の連弾による、バッハ作曲の「フーガト短調 BWV578」。二人は本格的なクラシックを精美に奏でた。今回の連弾や友情出演は、今年の7月から阪大ピアノの会でも活動している橋本さんが、阪大ピアノの会の部員らに声をかけて実現した。演奏後、橋本さんは「相手が一緒にいるから緊張しなかった。最後の思い出深い曲ができてよかった」と感慨深げに話した。
 鑑賞した女性は「クラシックもああいう風に自由に演奏できるのかと感心した。本来あるべきだという枠を越えて、楽しんで演奏しているのが伝わってきた」と話す。外国語学部ピアノクラブは、好きな曲を、好きなだけ、好きなように弾く姿勢を維持しつつ、阪大との統合を経て、新たなかたちで出帆した。【中村翔】

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