世界レベルの学生確保へ

国際物理オリンピック入試導入

 阪大理学部物理学科が平成20年度入試から国際物理オリンピックの日本代表者を対象にした「国際物理オリンピック入試」(物理五輪入試)を導入した。物理五輪入試の選抜方法は国際物理オリンピックに出場したという事実と志願理由書の内容を総合して合否判定が行われる。大学入試センター試験や面接、推薦書などの個別学力試験は課さない。入学希望表明を提出することにより合格となる。【大阪大学POST 1月】  国際物理オリンピックは満20歳未満を対象とした、1967年に始まった物理の知識を競う大会で、各国の代表は5人ずつ。平成19年に行われた第38回大会には69か国が参加した。日本は平成17年に初参加し、今年で3回目となる。  物理五輪入試の出願要件である日本代表になるためには、日本国内を対象にした「物理チャレンジ」で成績優秀者とならなければならない。初めての試みとなる今年は4人の有資格者のうち2人が受験し、2人とも合格した。  入学後はチューターと呼ばれるアドバイザーから指導を受ける。物理五輪入試の導入を積極的に進めた理学研究科の常深博教授は「おそらく日本で初めての試み」と期待を寄せる。来年以降も物理五輪入試は継続される。【松本航】

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