阪POSで活動を始めて半年が経つ。入部以前の部員は0人。新聞自体も休刊中。ほぼ壊滅状態だった。初めは、阪POSも加盟している関西学生報道連盟での活動を中心に行った。けれど、3ヶ月でこなした取材はわずか3件。物足りなさを感じた。たった3件の取材で何を学べたのか。記事を書くこともままならない。けれど、何もしないよりはましだと思い、10月号から復刊させることに決めた。
復刊にあたり、すでに引退した4回生の先輩二人が、直接的にサポートしてくださった。記者として活動中のOGさんも、金銭管理の体制を整えてくださった。先輩方の手厚い援助があり無事10月号は完成。本当に先輩方には感謝した。
けれど、いつまでも先輩方に迷惑をかけ続けるわけにはいかない。と11月号からは独り立ちを決意した。
10月。出だしは好調だった。授業が再開したということで、イベントは数多く、連日取材をこなした。けれど中盤から苦しくなった。肝心の記事が書けていない。授業と取材の板ばさみで、まともに完成した記事は皆無。気づけば締め切り間近。正直つらかった。だが、もう頼れる先輩はいない。責任だけが重くのしかかる中、過去の阪POSの新聞を読みあさり、先輩方の幻影を追っていた。
先日あしなが学生募金の取材に難波に行った。親を失った遺児学生らが街頭で募金を呼びかける。一人一人順番に、声を張り上げ、「募金をよろしくお願いします」と。聞くと、「朝の10時から、午後6、7時まで続ける」という。それを4日間。その日は3日目。学生らの声はすでに、枯れかけていた。
親を失う悲しみは計り知れないだろう。取材中、話を繋ぐために出した絵の話題。「明るい色はなるべく使いたくないですね」の一言に言葉を失った。彼らの本音を聞いた気がした。
それでも、彼らは力強く叫び続ける。途絶えることなく、次々と。親を失った悲しみを微塵も感じさせないほどに。彼らは非常に全く屈強だ。
そんな彼らの姿を見て思った。書き続けるしかない、次々と。弱音なんて吐いてられない。先輩の幻影を追うのはやめて屈強になろう。彼らほどには強くなれなくとも。(06年11月号掲載)
私はドキュメンタリー番組が好きだ。...(07年6月号掲載)
紙面を読んで、驚きとともに、違和感を覚えた。...(07年4月号掲載)
豊中から吹田へ、吹田から豊中へ。...(07年2月号掲載)
2006年も終わりを迎える。...(07年1月号掲載)
阪POSで活動を始めて半年が経つ。...(06年11月号掲載)
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