AIESEC
「幅の広がる成長がある」
「海外インターンシップってなんだ?」これはAIESECのチラシの見出しである。この疑問はなかなか難しく、一言で答えるのはまず無理だ。しかし、少しでも考えてみる価値がある疑問でもある。もしかしたらもっと広い「世界」が見えてくるかもしれない。
AIESECは現在96の国と地域に委員会を持つ世界最大の学生NPO団体で、1948年の設立以来、そのネットワークを生かして海外インターンシップ事業を行っている。そのAIESECが10月20日に共通教育棟A104でインターンシップの説明会を開いた。「インターンシップは経験ではなく、貢献」そう話すのはアイセック・ジャパン諮問委員の松本英一教授だ。「答えのない状況で問題をどう解決するかが大事。そういう状況でいかに貢献できるかが求められている。テストの点数がいいだけではダメ」。教授が話す「状況」を今までどのくらい経験してきただろうか。ほとんどの人は社会に出てから直面するこの「状況」をAIESECでは海外インターンという形で経験、そして貢献することができる。
「自分が持っているものが日本では当たり前でも海外では知られていないから、外国での方が貢献しやすいかもしれない」インドでのインターンを終えた嬌さんの言葉だ。嬌さんはインターン先でインド綿浴衣の製作などをしたという。異文化との交流が生み出す新しいものの発見というのもまたインターンの醍醐味かもしれない。
AIESEC大阪大学委員会の國本さんは「インターンシップに行った人は幅が広がるような成長をしている」と話す。「幅が広がる成長」とは大学での「狭く深い成長」とはまた異なる成長、つまり大学にはないものがインターンにはあるのだ。さらに「プレパレーション」という心構え的なイベントもあり、そこでインターンの不安は取り除かれるという。
様々な理由でインターンとは縁がない人がいるが、実際に行って得られるものの大切さに気づいたとき、行かない理由はなくなるだろう。
AIESECのホームページ http://www.aiesec.jp
【06年11月 阪大POST】









