学内で環境活動を展開
大阪大学環境サークルGECS
「去年は土台作りの時期。今年からやっとリスタート」
GECS(ゲックス)はホッかる弁当の回収などを中心に活動している環境サークル。旧大阪外大のサークルだったが、2007年の大学統合を経て昨年8月には阪大の公認団体となった。現在、篠原直人さん(工・3年)が代表を務める。
2003年に旧大阪外大の国際文化学科開発・環境専攻のゼミ生が独自に始めたサークルだ。統合から3ヵ月経った昨年1月、篠原さんを含めた3人の工学部生からGECSに、一緒に活動しないかと声をかけた。春には外国語学部以外のメンバーも加わり、活動の規模が広がった。統合直後は外国語学部公認団体からのスタート。教室が使用できないなど不都合も多かった。篠原さんは「去年は土台作りの時期。今年からやっとリスタート」と話す。
GECSはホッかるの回収や壁面緑化、こでん回収などいくつかのプロジェクトを並行して進めている。壁面緑化とは、建物の壁に蔦(つた)などの蔓植物を這わせ、室内の温度を下げること。これによって冷房の使用率が下がることが期待される。来年の春から夏にかけて、学内で実施しようと計画している。こでん回収は、MP3プレーヤーなどの使用済み小型家電(こでん)を回収しレアメタルをリサイクルするという試み。昨年度、GECSで回収作業を行い、リサイクル業者に回収したこでんを送った。今年11月に行われるまちかね祭では、不要になった衣服や家具を集めて、引き取ってもらうリユース市を開く予定。
今のサークルの状況について、篠原さんは「勉強会をやるところまで来ていない。企画もあるけど、まだ完全にはできていない」と話す。「勉強会がいちばんやりたい。モチベーションにもつながるし、運営上の土台となる部分をしっかりさせたい」と向上心を忘れない。
「メンバーがGECSが楽しいと言ってくれる時、(イベントの参加者に)イベントが面白かったと言われた時がいちばん嬉しい」と笑顔で話す篠原さん。「あと2ヵ月で引退。大学で環境活動をやるという動きが切れなければ、知名度が上がってみんながGECSをイメージできるようになればいいと思う」と今後に期待を寄せた。









