7季ぶりの昇格に歓喜
近畿学生野球春季リーグ入替戦
近畿学生野球春季リーグ1部・2部入替戦2回戦、阪大-神戸大が5月27日、豊中ローズ球場で行われた。勝てば1部昇格が決まる阪大は1-1の7回、一死1、3塁から村上(工・4年)のセーフティスクイズで勝ち越し。この1点差を投手陣が守りきり、7季ぶりの1部昇格を果たした。【6月1日 大阪大学POST=UNN】

【写真】昇格が決まり、喜びを爆発させる小野(右)ら(5月27日・豊中ローズ球場で 撮影=浅井淳平)
主将の小野(経済・4年)は試合後、室監督からウイニングボールを受け取った。「これはお前のもんや」。2部昇格一季目での1部昇格という快挙の立役者の胸に、熱い思いがこみ上げた。
昨 春、奈教大との2部・3部入替戦で敗れ、再び3部での戦いが決定したチームの主将に任命された。1部昇格という明確な目標を掲げ、副将の村上、西原(基礎 工・4年)とともに、意識改革に着手。練習メニューも試合中の戦術も、全て幹部の3人で考えた。「1部で戦うには何が必要か常に考えていた」。突出した個 の力が ない国立大。チーム全員で守り、バントや戦術を駆使して1点を取りに行く野球を目指した。
この日の決勝点はまさに真骨頂だ。先頭の小中 (工・3年)が右前安打で出塁すると、続く紅谷(法・4年)はすぐさま送りバント。小林啓(工・2年)が安打でつなぎ、仕上げは村上の狙い澄ましたセーフ ティバントで虎の子の1点をもぎ取った。「相手をほめるしかない」と神戸大の選手も脱帽する一連の攻撃は、すべて小 野らが出した指示によるものだった。
「1年間の集大成を出せて良かった。うれしいの一言です」。そう話す小野の目は、歓喜の涙で輝いていた。
主力として活躍した4年生の半数は、ここで引退。小野も「どうするか決めていない」という。だが、いまだ踏んだことのない1部のグラウンドへのあこがれは強い。「これから1ヵ月以上あるんで、ゆっくり考えます」。そう言い残して、背番号1は球場を後にした。
●<近畿学生野球春季リーグ1部・2部入替戦2回戦>(5月27日・<豊中ローズ球場>)
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
| 神戸大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
| 阪大 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 2 |
【神戸大】●白木原-田中祐
【阪大】藤野、○佐野-松尾
【浅井淳平】
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