卓上型の対話ロボット「CommU(コミュー)」を、基礎工学研究科の吉川雄一郎准教授らが開発。人間とロボットとの間では難しかった「対話している感覚」を実現した。

 複数のコミューが対話している中で人間に簡単な質問をする。質問に答え終わると「そっか」といったあいまいな返事をし、また別の質問をしていく。人間を巻き込む形で対話を進めることで「対話感」を作り出す。

 対話ロボットは音声を認識し、相手の発言内容につじつまが合うよう返事をするのが一般的で、音声の認識を誤ると対話が成立しなくなる。しかしコミューは、音声ではなく「相手の発言が終わったか」を認識し、相手が発言し終わると返事をする。「研究を進め、コミューの活用方法を探索していきたい」と吉川准教授は話している。