時折小雨の交じる空に、卒業生の晴れやかな笑い声が響く。赤や緑、紫といった色とりどりの袴が目に鮮やかだ。昨年度は大阪市中央体育館で行われた卒業式。今年度は大阪城ホールへと会場を移し、より盛大に執り行われた。
鷲田清一総長は、各学部の総代に卒業証書を授与。続く式辞では、「『教養』と『責任』の意識をしっかりともったプロフェッショナルになってほしい」とこれ から社会に出て行く卒業生に激励の言葉を贈った。およそ1時間半の式典では、ムービーの上映や阪大交響楽団、阪大男声合唱団による演奏なども披露された。
各学部で最も優秀な成績を収めた卒業生に贈られる楠本賞。受賞した医学部保健学科の森合梢さんは、「設備の面はもちろん、周りに意識の高い人が多かったこ ともあり、自信をもって『良い勉強ができた』と言える環境だった。大変なこともあったけど、阪大で勉強できてよかった」と阪大で過ごした日々を笑顔で振り 返った。