調査隊のメンバーが書いたコメントとともに展示される写真(撮影=児玉七海)

 まちかねこ調査隊は、全学教育講義C棟で写真展を開催した。

 展示されたのは2019年6月まで豊中キャンパス付近に住んでいた猫「斎藤さん」の写真。教室には同団体が年に1回発行する図鑑に載せる予定だった写真やツイッターを通じて阪大生らから送られた写真が壁一面に張られ、黒板には「斎藤さん、ありがとう」の言葉もあった。阪大生や地域住民などから事前に集めた斎藤さんへの追悼コメントも張り出した。

 展示の他にも、斎藤さんをモチーフにしたシール、2種類のポストカード、写真集を販売した。3日午後からは展示された写真も販売。写真集は事前に予約を受け付けていたが、当初予定していた50冊を超える90冊の注文があり、増刷を重ねて合計200冊ほど販売した。

 写真展を訪れた人の中には阪大生や卒業生、地域住民の他、阪大生の家族もいた。代表の奥谷仁美さん(文・2年)は斎藤さんに思いを寄せる人の多さに対して「他の猫と比べても、やはり斎藤さんの存在は大きかったと感じる」と話す。

 斎藤さんは2000年ごろから豊中キャンパス付近で見かけられるようになり、阪大生や地域住民に長く親しまれた。19年6月、老衰のため亡くなった。

【児玉七海、写真も】