決勝の漫才を披露する糸毛拓海さん(右)と高木滉紀さん(撮影=児玉七海)

 阪大で一番面白いコンビを決める漫才コンテスト「O—1グランプリ」が4日、ステージ奏で開催された。予選に出場した6組のうち3組が決勝へ進み、「限界集落」の2人が2年ぶりに優勝した。

 「限界集落」は今回で3回目の出場となり、初出場した2017年には優勝経験もある。しかし18年は予選落ち。「1回目で優勝して、調子に乗っていた」と話す。昨年の優勝コンビのネタの爆笑がトラウマになるほどだったと振り返る。

 今年の大会に向けてはこれまで以上にネタの精度を上げることに時間をかけたという。昨年までは主にボケ担当の髙木滉紀さん(基礎工・4年)が書いたネタをほとんどそのままやっていた。今年はツッコミ担当の糸毛(いとげ)拓海さん(工・4年)も積極的に代案を提示するなどネタをじっくりと吟味した。2人の考えだけで本当に面白いのか不安になり、友人に漫才を見てもらって意見を聞くこともあった。

 予選では、他のコンビの勢いの良さやネタの反応が予想外のところで悪かったことから「ヒヤヒヤした」と話す。予選は2位で通過。決勝では「おばあちゃんと詐欺」をテーマにした漫才で会場を沸かせ、昨年の雪辱を果たした。

「ここまで準備に時間をかけたコンビは他にいないと思う」と自負するほど優勝に強い思いを持っていた2人。「もちろんお笑い芸人になるわけではないが、機会があればまた2人で漫才をしたい」と語った。

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