ショセキカプロジェクトとは、大阪大学が昨年10月から開講した基礎セミナー「本をつくる」として、書籍出版を目指す企画のこと。阪大生が、大阪大学出版会の協力のもと、阪大教員に関わる書籍を制作する。受講生は昨年10月から、多くの編集者や書店関係者などのアドバイスを受けつつ書籍作りに取り組んだ。
 出版が決定した書籍は「ドーナツを穴だけ残して食べる方法~大阪大学ドーナツ論叢~」。2013年秋に大阪大学出版会から出版予定だ。コンセプトは「気付いたら学んでいた」。学問のハードルを下げ、より広く阪大での研究や学問の面白さを伝えることが目的だ。表題のトンチに、諸学問分野の阪大教員が真剣に挑んだり、ドーナツにまつわるコラムを記載するという。
 ショセキカプロジェクト企画班代表の平野雄大さん(工・2)は、これまでの活動を「先生へ企画を持ち込むのは緊張したが、執筆の承諾が貰えた瞬間が嬉しかった」と振り返った。
 また、阪大だけでなく広く一般で話題になる書籍を作りたい、と意気込む平野さん。今後について「たとえば電車の中で、自分たちが作った本のうわさが聞けるようになれば」と期待を込めた。