座談会に参加するスウェーデン語研究室の教員ら

 言語文化研究科スウェーデン語研究室主催の講演会が12月15日、豊中キャンパスで開かれた。テーマは「スウェーデンの文化とライフスタイル fika/フィーカで紡がれる時間」。日本とスウェーデンの外交関係樹立150周年を記念した事業で、地域住民や卒業生ら約60人が参加した。

 フィーカは、家族や友人、職場の同僚と言葉を交わしながら菓子を食べ、コーヒーを飲むスウェーデンの習慣。会では、シナモンロールやクッキー、コーヒーが振る舞われ、参加者がフィーカを体験した。

 前半の基調講演では、清水育男名誉教授(言語学)が、フィーカという言葉はスウェーデン語でコーヒーを意味するkaffeに由来することや、スウェーデンには角砂糖を先に口に入れてからコーヒーを飲む習慣があることなどを紹介。「日本とスウェーデンの文化には、食事の順番のしきたりをはじめとするさまざまな相違点もあるが、食事後にあいさつをする共通点も見られる」と説明した。

 後半の座談会では、研究室の教員がスウェーデンに留学していたときの経験を基に来場者からの質問に答えた。

 スウェーデン語を勉強する友人の誘いで参加した中川千晶さんは「フィーカで出されるお菓子は、菓子パン、シフォンケーキ、クッキー、ケーキの順で食べるしきたりがあるなど初めて知ることも多くあり、興味深かった」と話した。

【田中穂乃香】