コンセプトカー

 薄くても丈夫な新素材「しなやかなタフポリマー」を使ったコンセプトカー「ItoP(アイトップ)」(写真)が12月10~12日、吹田キャンパスのテクノアライアンス棟で展示された。製作プロジェクトは内閣府の革新的研究開発推進プログラムの一環で、軽くて頑丈な自動車部品の材料の開発を目指していた。展示2日目の11日にはプログラムを主導した伊藤耕三・東京大教授が訪れ、試乗会が行われた。

 ItoPは3人乗りの電気自動車(EV)。ウインドガラスも含めボディーの大部分を新素材のポリマーに置き換えて重量を約38%減らし、燃費を向上させた。ポリマーの開発には、理学研究科の原田明特任教授と小林裕一郎特任助教が携わった。

 今後はスポーツ用義足など、自動車以外の分野でのポリマーの応用を目指す。

【山本秀明】