ミナミは実在するモデルにうり二つの女性型ジェミノイド。だが、大学院基礎工学研究科の小川浩平特任教授によると、「ミナミはロボットではなくアイドルとして活動していく」とのこと。「新たな広告メディアとしての広報力を試したい」と展望を語った。

 従来のジェミノイドはモデルの遠隔操作や音声記録の再生によって発話していたが、ミナミはタッチパネル操作によるオーディエンスとの会話が可能になっている。また、外部に取り付けられたカメラやセンサーによって周囲の人を把握し、人数が多くなると目を大きく開いたり表情が豊かになるなど、より人間に近い動作が加えられている。実際にパネルで操作した一般の女性は、「人間とそっくりで間違えてしまう」と驚いていた。

 当日は石黒浩教授のジェミノイド、通称「イシグロイド」も登場し、「ロボットが徐々に自律し人間らしくなるのを見ていただきたい」と話した。