今年4月に学生交流棟1階にオープンした「カフェテリアかさね」がにぎわいを見せている。豊中キャンパスにある生協食堂の中で最多の約450席を設け、1日1100人以上の大阪大生らを受け入れる。

 昼休みが始まる正午過ぎ、かさねには多くの学生が吸い寄せられるようにやって来る。次第に列が延びていき、学生交流棟の入り口から飛び出してしまうこともしばしば。阪大生協の担当者は、列が延びてしまう要因を「出食カウンターが3カ所しかないため」と分析する。

 レジを増設した影響もあって、今年1月まで同じ場所で営業していたカフェ&レストラン「宙(そら)」に比べ座席数は減った。しかし、席を減らした分座席のレイアウトを工夫し、会計後に座席まで移動しやすい動線を作った。

 担当者が「オーソドックスな展開」と表現するように、提供メニューは生協食堂を初めて使う1年生にもなじみやすい。図書館下食堂などでは週替わりのアラカルトメニューも、かさねでは日替わりで展開。今年1月に閉店した「DonDon」のメニューを提供することもある。

 かさねは今年4月3日に営業を開始した。学生から募集して決まった食堂の呼び名は、待兼山に由来する和歌にちなむ。

 【山本秀明】

学生交流棟の外まで延びるカフェテリアかさねの行列(6月27日午後0時9分 撮影=山本秀明)
学生交流棟の外まで延びるカフェテリアかさねの行列(6月27日午後0時9分 撮影=山本秀明)