学内連絡バスに乗り込む学生ら(6月20日・豊中キャンパスで 撮影=長砂太賀)

 大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震から3日目の20日、大阪大は豊中キャンパスと吹田キャンパスで授業を再開した。箕面キャンパスの授業は、地震で地盤が緩み土砂災害の恐れがあるとして、箕面市の一部地域で避難勧告が発令されたため、休講となった。

 豊中キャンパスでは午前8時40分ごろ、小雨が降る中、授業に向かう学生の姿が見られた。地震以来初めて再会する友人に「無事にキャンパスにたどり着けて良かった」と話す学生もいた。一方、総合図書館では地震によって3、4階で推計6万冊の本が棚から落ちる被害が発生。20日は2階のみの開館した。

 西尾章治郎総長は「地震で被災された皆様に心からお見舞い申し上げる」とするコメントを発表した。地震発生後に設置した「大阪大学災害対策本部」の調査によると、10人の学生や教職員が軽傷を負い、建物や設備の一部が被害を受けたことが判明しているという。20日に授業を再開した理由については、「1日も早い教育、研究環境の復旧に向け、被災後直ちに実施した学内施設の応急点検の結果を踏まえて判断した」と説明した。

 箕面キャンパスでの授業は21日から再開することが決まっている。

 【西崎啓太朗、写真は長砂太賀】

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