学部入学生宣誓を行う椎慶一郎さん

 大阪大の入学式が3日、大阪城ホール(大阪市中央区)で開かれた。学部生3416人、大学院生2966人の計6382人が阪大で新たな生活をスタートさせる。

 同伴者含め約1万人が集まったホールでは、式に先立ち学生の写真を集めたフォトムービーが上映された。開式後、新入生を代表して椎慶一郎さん(経)と川崎知美さん(大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科)が宣誓。椎さんは「長い人生を実のあるものにしていくために頭と心を鍛えていく」と述べた。

 告辞で西尾章治郎総長は、市民が設立した学問所である懐徳堂と適塾を中心に阪大の歴史を紹介。「大阪大学は市民主導の市民のための大学」と阪大と地域社会との結びつきを強調した。人生における大学生活の貴重さにも触れ、ごくありふれた日常をいかに過ごすのか、ありふれた日常と本気で向き合えるかが大学生活では重要だと語った。2017年度入試での出題、採点ミスについても言及し、謝罪した。

 法学部に入学した学生は「(式は)すごく人が多くて、総合大学という感じがした。入学後はバドミントンをやろうと思っている。4年間一つのことに集中したい」と話した。

 【長砂太賀】

新入生や同伴者らで賑わう大阪城ホール前
新入生や同伴者らで賑わう大阪城ホール前(撮影=長砂太賀)
大学院入学生宣誓を行う川崎知美さん
大学院入学生宣誓を行う川崎知美さん(撮影=長砂太賀)
告辞を述べる西尾章治郎総長
告辞を述べる西尾章治郎総長(撮影=長砂太賀)