大阪大は20日、今年1月に公表した2017年度入試の出題・採点ミスを受け、18年度一般入試(前期日程)に向けた再発防止策を発表した。試験問題の点検回数を増やし、試験問題や解答例を公式ウェブサイトで公開するなど、出題ミスを早期に発見することを目指す。

 これまでは、 問題作成・校正委員が試験前に試験問題を複数回点検し、試験当日に問題解答をしていた。18年度入試からは、問題作成・校正委員に加え、大学教員で構成される査読委員が試験前と当日に点検や査読をする。

 試験後には、出題検証小委員会が指名した学生30人が実際に試験問題を解くモニター調査をし、問題を再点検するとともに、次年度以降の問題作成に活用する。また、試験問題と解答例、出題の意図を公式ウェブサイトで公開する。

 阪大は「試験問題を多面的、重層的に点検する体制へと強化し、入学者選抜の適切かつ確実な実施に万全を期す」としている。

 【山本秀明】