大阪大は15日、大学入試センター試験の監督中に居眠りをしたとして、高等司法研究科の40代の教授を同日付けで訓告としたと発表した。

 公式ウェブサイトによると、13日の国語の試験中に居眠りをし、監督者の責務を果たせなかったとしている。訓告となった教授がいた試験室と試験場の責任者を務めていた教授2人を厳重注意とし、居眠りをした教授の所属部局長を注意としたことも明らかにした。

 西尾章治郎総長は「教員としての自覚と責任感に欠け、誠に遺憾だ」とするコメントを発表した。

 【山本秀明】