優勝した「限界集落」のコンビ

 お笑いの腕を競う「O―1グランプリ」の決勝は最終日の5日、ステージ奏で行われ、糸毛拓海さん(工・3年)と高木滉紀さん(基礎工・2年)のコンビ「限界集落」が優勝した。「地球に住んでいる男の子が宇宙人の女の子とデートをする」という風変わりな題材と息の合ったやりとりが、観客の心をつかんだ。

 コンビは7月末に結成。宇宙人が登場する奇想天外なストーリーをどう生かすか――。夜遅くまで話し合い、何度も台本を修正した。ストーリーが決まった後は、実際に友人に披露して、アドバイスをもらった。努力が実り、8組が出場した予選はトップで通過。3組で競う決勝に駒を進めた。

 当日は電話でのやりとりをテーマにした「プールサイド」、曲を交えた漫才を披露した「カシス炭酸」に次いで登場。ストーリーの中に、暴言を吐いた政治家の物まねを入れるなど工夫を凝らし、この日一番の笑いを取った。

 ツッコミ役の糸毛さんとボケ役の高木さんの息の合ったやりとりに「レベルが高い」と思わずうなる観客も。2人は沸きに沸く観客の様子を見て「絶対に優勝できる」と確信したという。今後は、「今年エントリーに失敗し、出場できなかった漫才大会『M―1グランプリ』に出場したい」と意気込む。

 【西崎啓太朗、写真も】