完成した内壁デザイン(12月18日撮影)

 大阪大の美術部は、阪急石橋駅近くのビルに12月下旬オープンするバー「じゃこらん」で、内壁をデザインした。壁一面に大きな「ジャック・オー・ランタン」のシルエットを描き、口の周りには肉やトマト、ぶどうなどの食材を配置。口の中には、たくさんの小さなかぼちゃを描き込んだ(写真)。

 店舗の新規オープンに伴い、お店から依頼されて制作に取り掛かった。特に図柄の指定はなく、じゃこらんという店名からジャック・オー・ランタンを連想して、画に起こしていったという。

 9月末からデザインの構想を練り始め、11月に入って実際に店舗に赴いて作業を開始。壁一面に描かれた下書きに、集まった部員がそれぞれローラーやはけ、筆を使って色を付けていく。取材した11月18日は「(色が)暗いかな」「そこは違うよ」などと部員同士で話し合いながら、和気あいあいと作業を進めていた。

 「長く見ていられる、見ていて楽しいデザイン」を目指したと、部長の黒臺瞭太さん(文・3年)。「遠くから見ると、大きなかぼちゃが周りの食材を食べるような絵だが、近づいてみると口の中には小さなかぼちゃが、表情豊かに並んでいる。いろんな視点から異なった見方のできるものを目指した」と言う。

 店舗は石橋駅から徒歩約5分。池田市石橋1の12の12パークビルザイシバシ201。

 【前山幸一、写真も】