降りしきる雨の中、トライデンツにとっては難しい試合を強いられた。第2Q、相手のランにタックルをしたものの、手がすべりそのまま振り切られTDを挙げられる。阪大のランプレーもぬかるんだグラウンドに足を取られ、なかない大きなゲインを奪えない。「技術以前にプレーを決めるという決意や貪欲さが足りてなかった」と主将の森山は振り返る。4年生に怪我人が続出する苦しい台所事情もあり、森山はこの試合RBだけではなくSFも務め、阪大の最後の砦としてプレーした。

 10点のリードを許して迎えた第4Q、森山がインターセプトを持ち込みTDを奪うなどチームをプレーで鼓舞する。すると試合終了間際、阪大は敵陣20ヤード付近に攻め入り、QB橿原がRBにハンドオフすると見せかけて右に流れ、パスを放り込む。相手ディフェンスのぽっかりと空いたスペースに待ち構えていたWR荒子が膝をつき、大事にボールを抱え込みTD。大逆転劇を見せて勝負を決めた。

●定期戦(5月29日・豊中キャンパスグランド)
阪大   0 7 3 20=30
一橋大  0 14 6 7=27