ミス日本

 「呆然(ぼうぜん)、でしたね」。大阪大生で初めてミス日本コンテストのグランプリに輝いた。同時にミス着物も受賞し、40年ぶりにグランプリとミス着物のダブル受賞となった。

 社会勉強をしたいと思い、コンテストまでの勉強会に引かれ応募した。コンテストには日本文化や礼儀作法など勉強会が数多くある。中でも、外交官の山田欣幸(よしゆき)氏による講義が印象に残る。外交では相手の国の立場も考える必要があるという話を聞き「自分が、自分が(と自分のことだけ考える)では駄目だなと感じた」。

 1月の最終審査では、1分間のスピーチがあり、陸上競技の経験から感謝の気持ちを学んだ、とアピール。審査で「ファーストレディーになれるなら、どんな人になりたいか」と問われた際には、フランクリン・ルーズベルト大統領夫人のエレノア氏を例に挙げ「夫を助けるだけでなく自らも意見の発信を続けた夫人のように、身近な人を大切に思いながら社会の役に立てる女性を目指したい」と答えた。

 発表の瞬間、自分の名前が呼ばれた時は「後から映像を見て初めて、思い出せるくらい頭が真っ白だった」と振り返る。

 今後はイベントのゲストやマラソンのスターターを務めるなど多くの活動に参加する。「他の阪大生の活躍に恥じないよう責任を持って頑張ろうと思います」と語った。任期は来年1月に行われる次回のミス日本コンテストまで。

 ※おことわり 3・4月号では、学生の学年を3月までの学年で表記しています。